この画面は、紛失メールを追跡する際に役立ちます。
Hosted Email Securityでは、メール追跡情報が最大90日間保持されます。
クエリでは、同じ月または複数の月の最大で連続7日間のデータを検索できます。
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期間: クエリの期間。
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方向: メッセージの方向。
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受信者: 受信者のメールアドレス。
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送信者: 送信者のメールアドレス。
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種類: 検索するメールトラフィックの種類。
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許可されたトラフィック: Hosted Email Securityによって後続の処理が許可されたメッセージ。
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ブロックされたトラフィック: MTA接続レベルの「接続ベースフィルタ」またはHosted Email Securityの受信セキュリティフィルタによってブロックされたメッセージの送信
注:このカテゴリにはコンテンツフィルタは含まれません。
[ブロックされたトラフィック] の表示は、受信トラフィックと送信トラフィックでは意味が異なります。受信トラフィックはTrend MicroEmail Reputation ServicesおよびHosted Email Securityの受信セキュリティフィルタによってフィルタされますが、送信トラフィックはフィルタされません。メッセージが送信トラフィックでブロックされた場合、その理由はメールレピュテーションに関するものではなく、Hosted Email Securityのリレーメールサービスのフィルタに関係している可能性があります。
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件名: メッセージの件名。
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添付ファイルのSHA256ハッシュ: メッセージ添付ファイルのSHA256ハッシュ値。SHA256ハッシュ値を64ケタの16進数で指定するか、空白のままにしてください。
有効なSHA256ハッシュ値を指定すると、[添付ファイルのステータス] フィールドが次のオプションとともに表示されます。
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すべて: 指定した添付ファイルが含まれているすべてのメッセージを検索します。これが初期設定のオプションです。
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削除済み: 指定した添付ファイルが削除されたメッセージを検索します。
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駆除済み: 不正プログラムであるとして指定した添付ファイルが駆除されたメッセージを検索します。
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処理なし: 指定した添付ファイルに対し処理が行われなかったメッセージを検索します。
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Hosted Email Securityでメール追跡情報を照会すると、条件を満たすすべてのメッセージのリストが表示されます。[検索] をクリックすれば、いつでもクエリを再実行できます。各種条件フィールドを用いて検索を絞り込みます。
最も効率的にメッセージを追跡するには、検索する期間内で送信者と受信者の両方のメールアドレスを指定する必要があります。複数の受信者宛てのメールメッセージの場合、受信者ごとに結果が表示されます。
追跡するメッセージがこの方法で見つからない場合は、次の方法を検討してください。
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受信者を省略して検索結果を増やす。
送信者が実際に「接続ベースフィルタ」でブロックされている場合、対象受信者が一致しない [ブロックされたトラフィック] の結果に含まれている可能性があります。送信者と期間だけを指定すると検索結果が多くなります。
- 同じメッセージの他の対象受信者を探す。
送信者IPアドレスが「不正」と評価された場合、メール追跡情報には一連の受信者のうちの最初の受信者だけが記録されます。そのため、この送信者を照会してもメッセージの残りの受信者のアドレスはリストに表示されません。
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送信者を省略して検索結果を増やす。
送信者IPアドレスが「不正」と評価されている場合、送信者を省略して受信者だけを指定します。受信者のメールアドレスだけを指定すると、その受信者に関係するすべてのメッセージがリストに表示されます。