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検索条件として [ブロックされたトラフィック] を選択すると、Trend Micro Email Reputation ServicesとHosted Email Securityの受信セキュリティフィルタ (受信メッセージの場合)、またはHosted Email Securityのリレーメールサービスのフィルタ (送信メッセージの場合) によって永続的または一時的にブロックされた、送信者のMTAのIPの概要が表示されます。

[ブロックされたトラフィック] に該当するデータがある場合は、初期設定で表示されるようになっています。また、Hosted Email Securityでは、サイズが極端に大きいメールメッセージ (メッセージのサイズが50MBを超える場合など) は永久に拒否されることがあります。

[ブロックされたトラフィック] には次の情報が表示されます。

  • 日時: メッセージがブロックされた日時。メール追跡の詳細を表示するには、そのメッセージの [日時] の値をクリックしてください。

  • 送信者: メッセージエンベロープで指定された送信者のメールアドレス (SMTPのMAILコマンドの送信者のアドレス)。

  • 受信者: メッセージエンベロープで指定された受信者のメールアドレス (SMTPのRCPTコマンドの受信者)。

  • ブロックの理由 :
    • 受信メールの場合: ERSまたはHosted Email Securityのコンテンツフィルタによって送信者のIPアドレスがブロックされています。

      ブロックされたことを示すステータスには、[一時的][永久] があります。

      メッセージのサイズが極端に大きい場合は、サイズ制限超過によりブロックされたことを示すステータスが表示されます。この場合、メッセージのサイズが原因でHosted Email Securityのコンテンツフィルタによって拒否されており、メッセージは永久にブロックされます。Hosted Email Securityは、メッセージがストレージ割り当てを超えたために要求された接続が利用できないことを示す552エラーを送信MTAに返します。

    • 送信メッセージの場合: Hosted Email Securityのリレーメールサービスのフィルタによってメッセージがブロックされています。送信メッセージはERSではフィルタされません。送信メッセージは次のような理由でブロックされることがあります。

      • 受信者のアドレスが解決できない (「someone@???.com」など)

      • スパムメール送信者がメッセージ送信者を顧客ドメインとして偽装した。

      • MTAがセキュリティ侵害を受け (オープンリレーの場合など)、スパムメッセージの送信元になっている。

  • 送信者IP: メッセージをHosted Email Securityに配信したアップストリームMTAのIPアドレス。