クラウド内のネットワーク設定を表示および編集し、登録済みゲートウェイ上のネットワークトラフィックを処理および識別します。ゲートウェイがCloud Edge Cloud Consoleに登録されると、特定のネットワーク設定はクラウドに移動し、Cloud Edge On-Premises Consoleからは編集できなくなります。ネットワークの停止につながる重大なネットワーク設定は、On-Premises Consoleから編集します。
注意
注意
  • Cloud EdgeのインタフェースやVLANを設定したり、ゲートウェイの物理インタフェースまたは仮想インタフェースに関連する機能を設定したりするときには、IPv4のみがサポートされます。
    このほか、IPv4のみがサポートされる機能には、管理アクセス、DHCP、ダイナミックDNS、DNS、ルーティング、NAT、VPNがあります。
    IPv6のサポートを参照してください。
  • ルーティングモードのCloud Edge Cloud Consoleでは、ブリッジの追加や編集はサポートされません。
  • ソフトウェアスイッチ設定は、ブリッジモードでのみサポートされ、On-Premises Consoleを使用して設定する必要があります。
  • ワイヤレス機能を備えたCloud Edgeゲートウェイでは、ワイヤレスインタフェースおよび関連するネットワーク機能が設定されている場合に、IPv4のみがサポートされます。
    ワイヤレス機能がサポートされるのはルーティングモードのみです。
  • 適用できないネットワーク設定があった場合は、Cloud Edge Cloud Consoleに理由が表示されます。
  • ゲートウェイは、ネットワーク接続ステータスを使用してネットワーク情報を収集し、Cloud Edge Cloud Consoleに送信します。

Cloud Consoleに移行されるネットワーク設定

  1. インタフェース
    ルーティングモード
    • インタフェースの設定と、LAN2-LAN3インタフェースおよび管理インタフェースに対するL3 VLANの設定
      ハードウェアスイッチチップセットを備えたゲートウェイでは、LAN2-LAN8インタフェースと管理インタフェースを設定します。
    • ワイヤレスネットワークアクセスの設定 (ワイヤレス機能をサポートしているゲートウェイの場合)
      L3 VLANは、ワイヤレスネットワークインタフェースではサポートされていません。
    ブリッジモード
    • インタフェースを設定し、管理インタフェースに対してのみL3 VLANを設定します。
  2. 管理アクセス (ゲートウェイ登録後)
    • On-Premises Console、ping、SSH、およびSNMP (すべてのインタフェース) を使用するための管理アクセスの設定
  3. DHCP (ルーティングモードのみ)
    • LAN2-LAN3および管理インタフェースをDHCPサーバとして機能するように設定します。
      ワイヤレス機能を備えたゲートウェイでは、ワイヤレスネットワークが有効な場合に、メインとゲストのワイヤレスネットワークでDHCPを追加設定できます。
    • ハードウェアスイッチチップセットを備えたゲートウェイでは、LAN2-LAN8インタフェースと管理インタフェースのDCHPを設定します。
    • 上記の物理インタフェースのサブインタフェースであるL3 VLANでDHCPを設定できます。
  4. サービス - 動的DNS
  5. ルーティング (ルーティングモードのみ)
    • ルーティングテーブルの確認 (On-Premises Consoleでも可能)
    • 静的ルートの設定
  6. NAT
  7. 帯域幅制御
  8. ユーザVPN
    • SSL VPN
    • L2TP VPN
  9. サイト間VPN
  10. エンドユーザ管理
    • 一般認証設定 (認証キャッシュのTTLオプション)
  11. ワイヤレスネットワーク
    • メインワイヤレスネットワークとゲストワイヤレスネットワークのネットワークアクセス管理の設定
    • ワイヤレスネットワークのクライアント接続の管理
    • ワイヤレスネットワークの設定情報とトラブルシューティングログの確認
      注意
      注意
      ワイヤレスネットワークの設定を変更するには、On-Premises Consoleを使用する必要があります。

On-Premises Consoleに残るネットワーク設定

  1. インタフェース
    • インタフェースの編集: WANまたはLAN1
    • L3 VLANの追加/編集: WANまたはLAN1
    • インタフェースの有効化/無効化: LAN2-LAN3 (ハードウェアスイッチチップセットを備えたゲートウェイの場合は、LAN2-LAN7)
    • ワイヤレスネットワークインタフェース: これらのインタフェースは、インタフェースのページからは無効にできません。
      ワイヤレスインタフェースを無効にするには、On-Premises Consoleを使用して各ワイヤレスネットワークを無効にする必要があります。
  2. DNS - IPv4 DNSサーバの設定
  3. アドレス - ポリシールーティングルールで使用されるアドレスオブジェクトの確認および編集
  4. ブリッジモードの設定
    • ブリッジインタフェース (br0) またはスイッチインタフェース (sw0) の設定
    • ブリッジまたはスイッチのその他の設定
  5. ソフトウェアスイッチ
    • ブリッジインタフェース (br0) の設定
    • ソフトウェアスイッチのその他の設定
  6. ルーティング
    • ポリシールートルールの作成
    • ルーティングテーブルの確認 (Cloud Edge Cloud Consoleでも可能)
  7. サービス - DHCP
    DHCPサーバとして機能するようインタフェースを設定: WANまたはLAN1
  8. ワイヤレスネットワーク
    • メインおよびゲストのワイヤレスネットワークの有効化と設定
    • ワイヤレスネットワークのトラブルシューティングログの確認