工場出荷時の初期設定のCloud Edgeルーティングテーブルには、初期設定のIPv4静的ルートが1つ含まれています。追加のIPv4静的ルートを定義し、ルーティング情報をルーティングテーブルに追加します。テーブルには、同じ送信先へのルートを複数定義できます。これらのルートに指定されているネクストホップルータのIPv4アドレス、またはこれらのルートに関連付けられているCloud Edgeインタフェースは同じとはかぎりません。
Cloud Edgeは、ルーティングテーブル内の情報を評価し、送信先への最適なルートを選択します。通常は、Cloud Edgeゲートウェイと、最も近くに位置するネクストホップルータとの最短距離が選択されます。ただし、最適なルートが利用できない場合は最短でないルートが選択されることがあります。Cloud Edgeは、ユニットのルーティングテーブルのサブセットであるユニットの転送テーブルに利用可能な最適ルートをインストールします。パケットは転送テーブルの情報に従って転送されます。
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注意Cloud EdgeではIPv6ルーティングはサポートされません。
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