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適用エージェントは、WindowsまたはmacOSコンピュータにインストールできます。インストールが完了すると、エージェントは次の処理を行います。
  • システムプロキシが指定されたPACファイルに設定されていることを確認します。システムプロキシが変更された場合、適用エージェントは元の設定に戻します。
  • Firefoxのプロキシ設定を [システムのプロキシ設定を使用する] に設定します。
    • Windowsの場合は、この設定をユーザが変更できないようにロックします。
    • macOSの場合は、設定が変更されると、元の設定に戻すようにユーザに通知します。ユーザが1分以内に対処しないと、Firefoxは終了します。
  • 管理者によって設定されたプロセスを停止します。初期設定では、適用エージェントはどのプロセスも終了しません。
  • (Windowsベースの適用エージェントのみ) インストール時に、エージェントのインストール後に使用する初期設定のシステムプロキシとして、HTTPローカルプロキシを設定します。これにより、通常であればTMWSaaSのクラウドベースのプロキシ (proxy.iws-hybrid.trendmicro.com) に転送されるトラフィックがローカルプロキシで処理されます。これには、システムプロキシを利用するインストール済みのブラウザやアプリケーションのトラフィックが含まれます。これは、cookieベースの認証の制限に対処するためのメカニズムです。
    • イントラネットトラフィックは、ローカルプロキシからイントラネットの送信先に直接転送されます。
    • インターネットトラフィックは、TMWSaaSでユーザの認証が完了していなければ、ローカルプロキシからクラウドベースのプロキシに転送されて認証されます。認証に成功すると、クラウドベースのプロキシからローカルプロキシにユーザID情報が返されます。これにより、以降のトラフィックでは認証が省略され、効率が向上します。

手順

  1. 適用エージェントの設定を行い、インストールパッケージをダウンロードします。
  2. 適用エージェントを個々のコンピュータに配信するか、ソフトウェア配信ツールを使用してエージェントを複数のコンピュータに配信します。
  3. コンピュータで適用エージェントの情報を表示します。
  4. 必要に応じて、次の手順を実行します。
    • 適用エージェントを更新します。
    • 適用エージェントを無効にしてから、再度有効にします。
    • 適用エージェントをアンインストールします。