目的: ユーザまたはユーザーグループ、IPアドレスまたはFQDNを指定して、SD-WANルールを追加または編集します。
場所: [ゲートウェイ](選択したゲートウェイ)[SD-WAN][ルール][追加/編集]

手順

  1. [SD-WANルールの追加/編集][ルール名] ページで、次の手順を実行します。
    1. [ルール名] を指定します。英字、数字、またはアンダースコアを使用して、1~32文字で指定する必要があります。
    2. [説明] を指定します (任意)。
    3. [次へ] をクリックします。
      注意
      注意
      SD-WANルールの名前をクリックすると、編集できます。
  2. [SD-WANルールの追加/編集][送信元] ページで、[送信元] を設定します。
    1. このSD-WANルールをすべてのユーザグループまたはIPに適用する場合は、[すべて] を選択します。
    2. このSD-WANルールを特定のユーザまたはユーザグループに適用する場合は、[ユーザ/ユーザグループを指定する] を選択します。[次の中から選択] ボックスでユーザまたはユーザグループを選択して、[選択済み] ボックスに移動します。
    3. このSD-WANルールを特定のIPアドレスやFQDNに適用する場合は、[IPアドレス/FQDNを指定する] を選択します。[次の中から選択] ボックスでIPアドレスまたはFQDNを選択して、[選択済み] ボックスに移動します。新しいIPアドレスまたはFQDNオブジェクトを追加するには、[新しいIPアドレス/FQDNオブジェクトの追加] をクリックします (IPアドレス/FQDNオブジェクトを追加/編集するを参照)。指定したユーザ/ユーザグループ/IPアドレス/FQDNを検索するには、検索ボックスを使用します。
    4. [次へ] をクリックします。
  3. [SD-WANルールの追加/編集][送信先] ページで、[送信先] を設定します。
    1. このSD-WANルールをすべてのIPアドレスまたはFQDNに適用する場合は、[アドレス][すべて] を選択します。このSD-WANルールを特定のIPアドレスやFQDNに適用する場合は、[IPアドレス/FQDNを指定する] を選択します。
    2. このSD-WANルールをすべてのサービスまたはアプリケーションに適用する場合は、[サービスとアプリケーション][すべて] を選択します。このSD-WANルールを特定のサービスに適用する場合は、[サービスを指定する] を選択します。新しいサービスオブジェクトを追加するには、[新しいサービスオブジェクトの追加] をクリックしますこのSD-WANルールを特定のアプリケーションに適用する場合は、[アプリケーションを指定する] を選択します。新しいアプリケーショングループを追加するには、[新しいアプリケーショングループの追加] をクリックします。
    3. [次へ] をクリックします。
  4. [SD-WANルールの追加/編集][戦略] ページで、[戦略] を設定します。
    1. 遅延時間が短いリンクを使用する場合は、[最高品質 – 遅延時間] を選択します。
    2. 次の3つのオプションに基づいてトラフィックの優先順位を設定する場合は、[詳細] を選択します。
      • [最大帯域幅]: 利用可能なすべてのリンクでトラフィックを分散するために [最大帯域幅] を使用します。
      • [最高品質]: [ジッタ]、[パケットロス]、または [帯域幅] のドロップダウンで品質基準を選択するには、[最高品質] を使用します。または、ドロップダウンで [カスタムプロファイル] をクリックすると、遅延時間、ジッタ、パケットロス、帯域幅の割合を割り当てることができます。
      • [優先リンク]: [リンクの選択] ドロップダウンで選択した物理リンクがSLAを満たしている限り、このリンクにトラフィックを送信する場合は、[優先リンク] を使用します。[リンクの選択] ドロップダウンで、[WAN1] または [WAN2] を選択します。
    3. [次へ] をクリックします。
  5. [SD-WANルールの追加/編集][ヘルスチェックSLA] ページで、ユーザ指定のヘルスチェックSLAを選択するか、新しいヘルスチェックSLAを作成します(SLAを参照)。必要に応じて、[新規ヘルスチェックSLAの追加] をクリックして、新しいヘルスチェックSLAを追加できます。
    1. [ヘルスチェックSLAの追加/編集][一般] ページで、[SLA名][説明][監視サーバ]、およびプロトコルの [種類] を指定します。2番目のサーバを追加するには、[サーバの追加] をクリックします(注意: 2番目のサーバは追加することも、不要な場合は削除することもできます)。[次へ] をクリックします。
    2. [ヘルスチェックSLAの追加/編集][SLAパラメータ] ページで、[推奨されるSLA] からSLAパラメータを選択するか、[遅延時間][ジッタ][パケットロス] にカスタムパラメータを入力します。注意: Cloud Edge Cloud Console (CECC) には、事前定義された4つのSLA (VoIPビデオ、オーディオストリーミング、一般のWeb、およびOffice 365) が用意されています (推奨されるSLAの種類と説明の表を参照)。[次へ] をクリックします。
    3. [ヘルスチェックSLAの追加/編集][リンクチェックステータス] ページで、リンクチェックステータスのしきい値と間隔を設定します。[次へ] をクリックします。
    4. [ヘルスチェックSLAの追加/編集][非アクティブ時の処理] ページで、[静的ルートのアップデート] を選択して、SLAパラメータの条件が満たされない場合に静的ルートを無効にします(注意: リンクが非アクティブ時に有効にした場合、そのリンクのルートは削除され、トラフィックは別のリンクを介してルーティングされます。リンクが再度アクティブになると、ルートが再度有効になります)。[保存] をクリックします (注意: [保存] をクリックすると、[SD-WANルールの追加/編集][ヘルスチェックSLA] ページに戻ります)。[次へ] をクリックします。
  6. [SD-WANルールの追加/編集][確認]ページで、[保存] をクリックします。[保存] をクリックすると、[ルール] ページに戻ります。