不正プログラムスキャンの対象ファイルと除外ファイルの構文 · Customer Self-Service

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不正プログラムスキャンの対象ファイルと除外ファイルの構文

ディレクトリリストの構文

注意

ディレクトリリスト項目は、WindowsとLinuxの両方の規則をサポートするために、スラッシュ "/" またはバックスラッシュ "\" のいずれかを受け入れます。

除外	形式	説明	例
ディレクトリ	DIRECTORY\	指定したディレクトリとそのすべてのサブディレクトリにあるファイルをすべて除外します。	`C:\Program Files\` ディレクトリおよびすべてのサブディレクトリ内のすべてのファイルを除外します。
Directory with wildcard (*)	DIRECTORY\*\	指定されたサブディレクトリと、そこに含まれるファイルを除き、すべてのサブディレクトリを除外します。	`C:\abc\\`: `abc`のすべてのサブディレクトリ内のすべてのファイルを除外しますが、`abc`ディレクトリ内のファイルは除外しません。 `C:\abc\wxz\` `C:\abc\wxz\`、`C:\abc\wx123z\`に一致します `C:\abc\wxz`、`C:\abc\wx123z`と一致しません [C:\abc\*wx\] `C:\abc\wx\`、`C:\abc\123wx\`に一致します `C:\abc\wx`、`C:\abc\123wx`と一致しません
Directory with wildcard (*)	ディレクトリ*\	一致する名前を持つ任意のサブディレクトリを除外します。ただし、そのディレクトリにあるファイルおよび任意のサブディレクトリは除外しません。	`C:\Program Files\SubDirName*\`: フォルダ名がSubDirNameで始まるサブディレクトリを除外します。C:\Program Files\以下のすべてのファイルや他のサブディレクトリは除外されません。
環境変数	${ENV VAR}	環境変数で定義されたすべてのファイルおよびサブディレクトリを除外します。Virtual Applianceの場合、環境変数の値のペアは[Policy or Computer Editor > Settings > General > Environment Variable Overrides.]で定義する必要があります	`${windir}`: 変数が `C:\Windows` に解決される場合、`C:\Windows` およびそのすべてのサブディレクトリ内のすべてのファイルを除外します。
注釈	DIRECTORY #コメント	除外の定義にコメントを追加します。	`c:\abc #abcディレクトリを除外`

ファイルリストの構文

除外	形式	説明	例
ファイル	FILE	指定されたファイル名のすべてのファイルを、その場所やディレクトリに関係なく除外します。	`abc.doc`: すべてのディレクトリ内の`abc.doc`という名前のすべてのファイルを除外します。`abc.exe`は除外しません。
ファイルパス	FILEPATH	ファイルパスで指定された単一のファイルを除外します。	`C:\Documents\abc.doc`: `Documents`ディレクトリ内の`abc.doc`という名前のファイルのみを除外します。
ワイルドカード (*) を使用したファイルパス	FILEPATH	ファイルパスで指定されたすべてのファイルを除外します。	`C:\Documents\abc.co*` (Windowsエージェントプラットフォームのみ): `Documents`ディレクトリ内でファイル名が`abc`で、拡張子が`.co`で始まるファイルを除外します。
ファイル名がワイルドカード（*）	FILEPATH\*	パス内のすべてのファイルを除外しますが、指定されていないサブディレクトリ内のファイルは除外します	`C:\Documents\`: ディレクトリ`C:\Documents\`以下のすべてのファイルを除外します `C:\Documents\SubDirName\`: `SubDirName`で始まるフォルダ名を持つサブディレクトリ内のすべてのファイルを除外します。`C:\Documents\`または他のサブディレクトリのすべてのファイルは除外されません。 `C:\Documents\\*`: `C:\Documents`のすべての直接のサブディレクトリ内のすべてのファイルを除外します。後続のサブディレクトリ内のファイルは除外されません。
ワイルドカード (*) を使用したファイル	FILE*	ファイル名のパターンに一致するすべてのファイルを除外します。	`abc.exe`: `abc`というプレフィックスと`.exe`という拡張子を持つファイルを除外します `.db`: 一致: `123.db` `abc.db` 一致しない: `123db` `123.abd` `cbc.dba` `db`: 一致: `123.db` `123db` `ac.db` `acdb` `db` `db123`と一致しません `wxy.db`: 一致: `wxy.db` `wxy123.db` `wxydb`と一致しません
ワイルドカード (*) を使用したファイル	FILE.EXT*	ファイルの拡張子のパターンに一致するすべてのファイルを除外します。	[abc.v]: ファイル名が`abc`で、拡張子が`.v`で始まるファイルを除外します `abc.pp`: `abc.pp`、`abc.app`に一致します。`wxy.app`には一致しません `abc.ap`: `abc.ap`、`abc.a123p`に一致します。`abc.pp`には一致しません `abc.`: `abc.123`、`abc.xyz`に一致します。`wxy.123`には一致しません
ワイルドカード (*) を使用したファイル	FILE.EXT	ファイル名と拡張子のパターンに一致するすべてのファイルを除外します。	`ac.ap`: 一致するもの: `ac.ap` `a123c.ap` `ac.a456p` `a123c.a456p` `ad.aa`と一致しません
環境変数	${ENV VAR}	環境変数${ENV VAR}の形式で指定されたファイルを除外します。これらは[Policy or Computer Editor] → [設定] → [一般] → [Environment Variable Overrides]を使用して定義または上書きできます	`${myDBFile}`: ファイル`myDBFile`を除外します。
注釈	FILEPATH #コメント	除外の定義にコメントを追加します。	`C:\Documents\abc.doc #これはコメントです`

ファイル拡張子リストの構文

除外	形式	説明	例
ファイル拡張子	EXT	一致する拡張子を持つすべてのファイルと一致します。	`doc`: すべてのディレクトリ内の`.doc`拡張子を持つすべてのファイルに一致します。
注釈	EXT #コメント	除外の定義にコメントを追加します。	`doc #これはコメントです`

プロセスイメージファイルリストの構文

除外	形式	説明	例
ファイルパス	`C:\DIR\FILE.EXT`	プロセスイメージファイルを除外します。	`C:\DIR\FILE.EXT` `DIR`ディレクトリ内の`FILE.EXT`という名前のファイルのみを除外します。
ワイルドカード (*) を使用したディレクトリ	`C:\DIR*\FILE.EXT`	ワイルドカードはディレクトリ名を置き換えます。	`C:\DIR\FILE.EXT` 一致： `C:\DIR\FILE.EXT` `C:\DIR1\FILE.EXT` `C:\DIR1\DIR2\FILE.EXT` `C:\DIR\*\FILE.EXT` `C:\DIR1\DIR2\FILE.EXT` に一致一致しない: `C:\DIR\FILE.EXT` `C:\DIR1\FILE.EXT`
ワイルドカード (*) を使用したファイル名	`C:\DIR\FILE.EXT` `C:\DIR\FILE.EXT` `C:\DIR\FILE.EXT`	ワイルドカードはファイル名を置き換えます。	`C:\DIR\FILE.EXT` 一致： `C:\DIR\FILE.EXT` `C:\DIR\FILE123.EXT` 一致しない: `C:\DIR\FILE.EXT123` `C:\DIR\FILE123.EXT123` `C:\DIR\FILE.EXT` 一致： `C:\DIR\FILE.EXT` `C:\DIR\FILE.EXT123` 一致しない: `C:\DIR\FILE123.EXT` `C:\DIR\FILE123.EXT123` `C:\DIR\FILE.EXT` 一致： `C:\DIR\FILE.EXT` `C:\DIR\FILE123.EXT` `C:\DIR\FILE.EXT123` `C:\DIR\FILE123.EXT123`
ワイルドカード (*) を含むドライブ名	`*:\DIR\FILE.EXT`	ワイルドカードはドライブ名を置き換えます。	`*:\DIR\FILE.EXT` `C:\DIR\FILE.EXT` に一致
ワイルドカード (*) を含む特殊文字	`C:\DIR\FILEEXT` `C:\DIR\DIR2FILE.EXT`	ワイルドカードは、"`:`"、"`\`"、"`.`"のような特殊文字を置き換えます。	`C:\DIR\FILEEXT` `C:\DIR\FILE.EXT` に一致一致しない: `C:\DIR\DIR2\FILE.EXT` `C:\DIR\DIR2\DIR3\FILE.EXT` `C:\DIR\DIR2FILE.EXT` 一致： `C:\DIR\DIR2\FILE.EXT` `C:\DIR\DIR2\DIR3\FILE.EXT` 一致しません: `C:\DIR\FILE.EXT`