Gmail (インラインモード) へのアクセス権をCloud Email and Collaboration Protectionに付与して、保護対象のGmailメールボックス内のメールメッセージに対し、インラインモードで高度な脅威対策や情報漏えい対策の検索をCloud Email and Collaboration Protectionで実行できるようにします。
次の手順では、[ダッシュボード] からGmail (インラインモード) へのアクセス権を付与して、受信メールおよび送信メールにインライン保護を適用する方法について詳しく説明します。
注意Gmail (インラインモード) - 受信保護サービスアカウントを使用して、受信保護のためにGmail (インラインモード) へのアクセス権を付与している場合は、サービスアカウントをGmail
(インラインモード) のサービスアカウントにアップグレードして、受信保護に加えて送信保護も設定します。
の順に選択し、使用するGmail (インラインモード) - 受信保護サービスアカウントを見つけて選択します。[送信保護を使用するためにアップグレード] をクリックし、画面の指示に従って手順を完了します。 |
手順
- の順に選択します。
- Gmail (インラインモード) の [処理] 列で [アクセス権付与] をクリックします。[Gmail (インラインモード) へのアクセス権付与] 画面が表示されます。
- 手順1の[ここをクリック]をクリックして、Trend Micro Cloud App Securityアプリをインストールします。Google Workspace Marketplaceの [Trend Micro Cloud App Security] アプリケーション画面が表示されます。条件手順Cloud Email and Collaboration Protectionアプリケーションがインストールされていません。
-
[管理者によるインストール] をクリックします。Googleにサインインするための新しい画面が表示されます。
-
Googleの特権管理者の認証情報を入力して、[次へ]→[続行] の順にクリックします。認証画面が表示されます。
-
アプリをインストールする対象ユーザを選択します。
-
組織の全員 (推奨)
-
特定のグループもしくは組織単位
注意
このオプションを選択する場合、選択されたグループまたは組織単位に、5の手順のアクセス権付与に使用するGoogleの特権管理者アカウントが含まれているかを確認してください。
-
-
[アプリケーションの利用規約、プライバシーポリシー、Google Workspace Marketplaceの利用規約に同意する] を選択して [完了] をクリックし、インストールを開始します。アプリケーションがインストールされます。
Cloud Email and Collaboration Protectionアプリケーションがすでにインストールされています。-
Googleの特権管理者としてhttps://admin.google.comにログオンします。
-
の順に選択し、[Trend Micro Cloud App Security] をクリックします。
-
[データアクセス] セクションの [アクセス権を付与] をクリックします。画面に「ステータス: 付与」のメッセージが表示されます。
注意
[ユーザーアクセス] セクションのTrend Micro Cloud App Securityのアプリケーション範囲を変更する場合、選択されたグループもしくは組織単位に、5の手順のアクセス権付与に使用するGoogleの特権管理者アカウントが含まれているかを確認してください。 -
- Cloud Email and Collaboration Protection管理コンソールに戻り、指示通りに手順2 の[ここをクリック] をクリックし、Cloud Email and Collaboration Protectionに必要なAPIの権限を付与します。
- 表示される新しいブラウザタブで、Googleの特権管理者アカウントをクリックします。
- Cloud Email and Collaboration Protection管理コンソールに戻り、指示通りに手順3の [ここをクリック] をクリックし、受信メールおよび送信メールをルーティングするユーザグループを作成します。Google Workspace管理コンソールで、の順に選択すると、TMCASインライン受信Gmail仮想グループおよびTMCASインライン送信Gmail仮想グループ という名前のグループが作成されています。
- Google Workspace管理コンソールで、インライン保護のために受信メールおよび送信メールをCloud Email and Collaboration Protectionにルーティングするための設定を行います。詳細については、インライン保護のために、メールのルーティングを設定を参照してください。
- 処理が完了するまで待ちます。「サービスアカウントを正常に作成し、データを同期しました。」というメッセージが表示されたら、アクセス権付与は終了です。
重要
アクセス権を付与した後は、初期設定の高度な脅威対策ポリシーならびに情報漏えい対策ポリシーを有効にするか、Gmail (インラインモード) 向けのポリシーをカスタマイズします。ポリシーを有効にした後は、Google Workspace管理コンソールで受信メッセージのTMCASコンテンツコンプライアンスルールおよび送信メッセージのTMCASコンテンツコンプライアンスルールのルールを必ず有効にします。アクセストークンが無効になると、[ダッシュボード] に通知が表示されます。この場合、Cloud Email and Collaboration Protectionから管理者にもメールメッセージで通知されます。継続してサービスアカウントを使用するには、 に移動して、新しいアクセストークンを作成してください。詳細については、サービスアカウントを参照してください。