NATアドレス変換ルールは、送信元および送信先のIPv4アドレスとポートに基づいています。セキュリティポリシーと同様、NATポリシールールは受信したトラフィックに対して順次比較され、トラフィックと最初に一致したルールが適用されます。
NATルールは、管理インタフェースを除くすべての物理インタフェースに適用できます。
ワイヤレスネットワーク機能を備えたCloud Edgeゲートウェイでは、メインまたはゲストのワイヤレスネットワークが有効な場合に、ワイヤレスネットワークインタフェースに対するNATルールを設定できます。
必要に応じて、静的ルートをローカルルータに追加して、パブリックアドレスへのすべてのIPv4トラフィックをCloud Edgeにルーティングすることができます。また、Cloud Edgeの受信インタフェースへの静的ルートを追加すると、トラフィックをプライベートIPv4アドレスに戻すこともできます。

クライアントとサーバの両方が同じLANインタフェースからゲートウェイにアクセスする場合の注意事項

クライアントとサーバが同じLANインタフェースからCloud Edgeゲートウェイにアクセスする場合、クライアントはこのサーバにドメイン名でアクセスすることができません。このシナリオをサポートするには、このLANインタフェースに送信元NATルールと送信先NATルールの両方を追加します。NATルールを追加してヘアピンNATをサポートするを参照してください。