エンドユーザがトレンドマイクロまたは指定された管理者に誤検知や誤判定のメールを報告できるかどうかを制御します。
これらの設定は、Outlookのアドインのメールレポート機能および高度な脅威保護ポリシーの相関インテリジェンスの警告バナーに適用されます。
メールレポートがオンになると、Cloud App Securityはメール本文の上部にある警告バナーでレポートアクションを有効にします。これは、Correlated Intelligenceの事前定義された相関ルールによって検出された異常なメールに適用されます。
手順
- [問題をトレンドマイクロに報告]をオンにして、ユーザがメールをスパム、フィッシング、またはトレンドマイクロに対するリスクではないと報告できるようにします。
注意
メールを報告すると、メールのコピーがトレンドマイクロに送信されます。ただし、この操作ではメールを移動または削除しません。 - 報告されたメールを[Manually confirm whether end users’ email reporting can be sent to Trend Micro]を選択してトレンドマイクロに送信する前に手動で承認する必要があります。このオプションを有効にすると、エンドユーザのメールレポートは手動で承認するまでトレンドマイクロに送信されません。承認の報告を無効にすると、承認待ちの既存のメールは自動的に承認されます。ユーザによって報告されたメールを確認または手動で承認するには、ユーザからレポートされたメールを参照してください。に移動します。詳細については、
- [問題を管理者に報告]をオンにして、エンドユーザがメールを組織の管理者のメールボックスに報告し、分析および調査を行えるようにします。
- 報告するメールのメールアドレスを指定してください。
注意
報告されたメールがCloud App Securityによってスキャンおよび削除またはブロックされるのを防ぐために、現在の組織のメールアドレスを入力してください。 - アドインが2024年3月22日より前に展開されている場合、組織内の管理者にメールを報告するために、Microsoft 365管理センターでアドインを再展開してください。
- 報告されたスパムやフィッシングメールをエンドユーザの受信トレイから削除するには、[スパムまたはフィッシングとして報告された場合に、このメッセージを迷惑メールフォルダに移動します]を選択してください。