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ビジネスセキュリティクライアントでは、脅威を検索するときに、次の2種類の検索方法のいずれかを使用できます。

  • スマートスキャン:本書では、スマートスキャンを使用するビジネスセキュリティクライアントスマートスキャンクライアントと呼びます。スマートスキャンクライアントは、ローカル検索と、ファイルレピュテーションサービスで提供されるクラウド型クエリを利用できます。

  • 従来型スキャン:スマートスキャンを使用しないビジネスセキュリティクライアントは、従来型スキャンクライアントと呼びます。従来型スキャンクライアントでは、ウイルスパターンファイルを使用して、脅威を検索します。

次の表は、2つの検索方法を比較しています。

表 1. 従来型スキャンとスマートスキャンの比較

比較基準

従来型スキャン

スマートスキャン

検索の動作

従来型スキャンビジネスセキュリティクライアントは、エンドポイント上でスキャンを実行します。

  • スマートスキャンエージェントはエンドポイントで検索を実行します。

  • ビジネスセキュリティクライアントで検索時にファイルのリスクを特定できない場合、ビジネスセキュリティクライアントは、Trend Micro Smart Protection Networkに検索クエリを送信して、リスクを検証します。

  • ビジネスセキュリティクライアントは、検索のパフォーマンスを向上するために検索クエリの結果を「キャッシュ」します。