手順
- 次のことを確認します。
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エンドポイントのWindowsの [スタート] メニューにセキュリティエージェントへのショートカットが表示されています。
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エンドポイントのコントロールパネルの [プログラムの追加と削除] または [プログラムと機能] リストに、[ウイルスバスター ビジネスセキュリティエージェント] が表示されています。
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セキュリティエージェントがWebコンソールの [デバイス] 画面に表示され、エンドポイントのOSの種類に応じて [サーバ (初期設定)] または [デスクトップ (初期設定)] にグループ化されています。

注意
セキュリティエージェントが表示されない場合は、 から接続状態の確認タスクを実行します。 -
Microsoft「サービス」に、次のセキュリティエージェントサービスが表示されています。
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Trend Micro Security Agent Listener (
tmlisten.exe) -
Trend Micro Security Agent RealTime Scan (
ntrtscan.exe) -
Trend Micro Security Agent Firewall (
TmPfw.exe) (インストール時にファイアウォールを有効にした場合) -
Trend Micro Unauthorized Change Prevention Service (
TMBMSRV.exe) (インストール時に挙動監視またはデバイスコントロールを有効にした場合) -
Trend Micro Common Client Solution Framework (
TmCCSF.exe)
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- セキュリティエージェントがWebコンソールに表示されない場合は、サーバにステータスを送信できなかった可能性があります。次のいずれかの操作を実行します。
- クライアントでWebブラウザを開き、アドレスボックスに「
https://{ビジネスセキュリティサーバ名}:{ポート番号}/SMB/cgi/cgionstart.exe」と入力して <ENTER> キーを押します。次の画面に「-2」が表示されている場合、エージェントはサーバと通信できることを意味しています。また、これはサーバのデータベースにエージェントの記録がなく、サーバデータベース側に問題がある可能性を示しています。 -
pingコマンドおよびtelnetコマンドを使用してクライアント/サーバ間が接続されているかどうかを確認します。
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帯域幅が制限されている場合、それによってサーバ/クライアント間に接続タイムアウトが発生していないかを確認します。
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サーバの
¥PCCSRVフォルダに共有権限があるかどうか、およびすべてのユーザにこのフォルダのフルコントロール権限が付与されているかどうかを確認します。 -
ビジネスセキュリティサーバのプロキシ設定が正しいことを確認します。
- クライアントでWebブラウザを開き、アドレスボックスに「
- EICARテストスクリプトを使用してセキュリティエージェントをテストします。EICAR (European Institute of Computer Anti-virus Research) は、ウイルス対策ソフトウェアのテストに利用できる、テスト用の「ウイルス」スクリプトを開発しています。このスクリプトは、実行機能を持たないテキストファイルです。このファイルのバイナリパターンは、大部分のウイルス対策ソフトウェアベンダーのウイルスパターンファイルに含まれています。EICARテストスクリプトは、ウイルスではないのでプログラムコードがありません。EICARテストスクリプトは、次のURLからダウンロードできます。EICARテストスクリプトは、自分で作成することもできます。その場合は、下記のテキストをテキストファイルに入力して、「eicar.com」という名前を付けて保存します。(実際の文字列では、改行は不要です。文字列中に改行があると検知されません。)
X5O!P%@AP[4\PZX54(P^)7CC)7}$EICAR-STANDARD-ANTIVIRUS -TEST-FILE!$H+H*

注意
テストの前に、キャッシュサーバおよびローカルブラウザのキャッシュをクリアしてください。
