ポリシールールの処理では、ポリシールールの条件を満たすメッセージに対して処理を指定できます。
処理は次の4つに分類されます。
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インターセプト
処理: この処理はメッセージをインターセプトし、メッセージが元の受信者に届かないようにします。インターセプト処理では、メッセージ全体の削除とメッセージのアドレスの再指定が行われます。 -
変更
処理: この処理は、メッセージまたはその添付ファイルを変更します。変更処理には、駆除可能なウイルスの駆除、メッセージ添付ファイルの削除、メッセージ本文へのスタンプの挿入、件名行へのタグの挿入などがあります。 -
監視
処理: この処理は、管理者によるメッセージの監視を許可します。監視処理では、他の受信者への通知メッセージの送信やメッセージのBCC (ブラインドカーボンコピー) の送信が行われます。 -
メールの暗号化
処理: この処理は、メッセージを暗号化してから配信待ちにします。これはインターセプト処理ではありませんが、このポリシールールの実行後に対象のメッセージに対して他の処理を実行できません。この処理の優先度はすべての処理の中で最も低く、実行されたときは常に、メッセージを配信待ちにする前の最後のポリシールールになります。ポリシールールセット内の複数のポリシールールが実行された場合、メールの暗号化処理を使用するポリシールールは常に最後に実行されます。注意
この処理は送信ポリシールールにのみ適用されます。
各ポリシールールには次のものが含まれます
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1つのインターセプト処理
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変更処理または監視処理の組み合わせ