Cloud Email Gateway Protectionでは、組織、グループ、およびユーザのレベルで組織のポリシールールをサポートしています。
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組織レベルのポリシールールは、Cloud Email Gateway Protectionに追加したすべての組織ドメインに適用されます。組織レベルのポリシールールを使用すると、今後追加する新しいドメインを含め、ポリシールールがすべての組織ドメインに自動的に適用されるため、ポリシー管理が容易になります。組織レベルのポリシールールでは、新規ドメインを追加した場合でも、新しいポリシールールを手動で作成する必要はありません。[受信保護設定] および [送信保護設定] で組織レベルのポリシールールを設定して、組織レベルで保護することをお勧めします。
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グループレベルのポリシールールは、ドメイン、LDAPグループ、アドレスグループを含む、組織内の1つ以上の特定グループに適用されます。
ヒント
既存のドメインレベルポリシールールが組織のドメイン全体または大部分に適用されている場合は、これを組織レベルのポリシールールに変換し、残りの部分についてはルールの例外リストとして設定することをお勧めします。これによりポリシーの管理が容易になります。 -
ユーザレベルのポリシールールは、組織内の単一ユーザによって使用される、または使用される可能性がある個別のメールアドレスに適用されます。
ポリシールールのレベルは、メールのトラフィック方向に応じて、ポリシーが適用される受信者アドレスまたは送信者アドレスによって決まります。次の表に、異なるレベルごとに、ポリシールールの対象となる受信者アドレスまたは送信者アドレスを設定する方法を示します。詳細については、受信者と送信者の指定を参照してください。
ポリシールールのレベル
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受信保護設定
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送信保護設定
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組織
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[受信者と送信者] タブで、[受信者] アドレスとして [所属する組織] を選択します。
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[受信者と送信者] タブで、[送信者] アドレスとして [所属する組織] を選択します。
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グループ
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[受信者と送信者] タブで、[受信者] アドレスとして、ドメイン、LDAPグループ、またはアドレスグループを指定するか、*@example.comの形式でメールアドレスを入力します。
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[受信者と送信者] タブで、[送信者] アドレスとして、ドメイン、LDAPグループ、またはアドレスグループを指定するか、*@example.comの形式でメールアドレスを入力します。
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ユーザ
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[受信者と送信者] タブで、[受信者] アドレスとして1つ以上のメールアドレスを個別に入力します。
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[受信者と送信者] タブで、[送信者] アドレスとして1つ以上のメールアドレスを個別に入力します。
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