既知の問題

メールの構成で [オプション] → [権限] から [転送不可] オプションを選択すると、Cloud Email and Collaboration Protectionではメールメッセージのコンテンツを検索できません。

マイクロソフトでは、サービスをブルートフォース攻撃やパスワードスプレー攻撃から保護するため、SharePoint Online/OneDriveへのアクセスに対し、基本認証要求を無効にして先進認証のみを許可するかどうか管理者が選択できるオプションを提供しています。Cloud Email and Collaboration Protectionでは、デリゲート アカウントを使用してSharePoint Online/OneDriveサービスへアクセスする際に、基本認証を使用しています。デリゲート アカウントとは、これらのサービスにアクセスするためのユーザ名とパスワードの組み合わせです。管理者がアクセス権を付与する際に基本認証を有効にしたものの後から無効にした場合、Cloud Email and Collaboration Protectionはアクセス制御をSharePoint Online/OneDrive側に渡すことができず、検索に失敗します。

Cloud Email and Collaboration Protectionで適切に検索が行われるようにするには、次のようにしてSharePoint Online/OneDriveの基本認証を有効にする必要があります。

Microsoft 365管理センターのホーム画面で [管理者] → [管理センター] → [SharePoint] → [アクセスの制御] の順にクリックし、[先進認証を使用していないアプリからのアクセスを制御する] で [許可] をクリックします。

この問題はMicrosoft Teamsには影響しません。

Cloud Email and Collaboration Protectionを登録した後、Exchangeのポリシー設定画面には新しく追加したユーザがすぐには表示されません。Exchange Onlineポリシーを作成/更新したときに新しいユーザが表示されない場合は、[ここをクリック] をクリックします。ポリシー画面の表示は、Cloud Email and Collaboration ProtectionがActive Directoryと1日に1回同期された後、自動的に更新されます。

Cloud Email and Collaboration Protectionを登録した後、Exchangeのポリシー設定画面には新しく追加したSharePointのサイトがすぐには表示されません。SharePoint Onlineポリシーを作成/更新したときに新しいサイトが表示されない場合は、[ここをクリック] をクリックします。ポリシー画面の表示は、Cloud Email and Collaboration ProtectionがSharePoint Onlineと1日に1回同期された後、自動的に更新されます。

Cloud Email and Collaboration Protectionを登録した後、OneDrive、Box、Dropbox、またはGoogleドライブのポリシー設定画面には新しく追加したOneDrive、Box、Dropbox、またはGoogleドライブのユーザがすぐには表示されません。OneDrive、Box、Dropbox、またはGoogleドライブのポリシーを作成/更新したときにOneDrive、Box、Dropbox、またはGoogleドライブの新しいユーザが表示されない場合は、[ここをクリック] をクリックします。ポリシー画面の表示は、Cloud Email and Collaboration ProtectionがOneDrive、Box、Dropbox、またはGoogleドライブと1日に1回同期された後、自動的に更新されます。