Microsoft Azureでエージェントレスによる脆弱性と脅威の検出を始める

脆弱性と不正プログラムをクラウドリソースでスキャンするには、Terraformテンプレートを使用してAzureサブスクリプションをCloud AccountsのTrend Vision Oneに接続します。機能と権限でエージェントレスによる脆弱性と脅威の検出を有効にします。

エージェントレスによる脆弱性と脅威の検出は次のAzureリソースタイプをスキャンします:

• VMに接続されたマネージドディスク
• コンテナレジストリコンテナイメージ

エージェントレスによる脆弱性と脅威の検出は、Azure内でサブスクリプションのリソースグループとして機能し、ディスクのスナップショットを取得し、コンテナイメージを収集します。収集されたリソースは、脆弱性と不正プログラムの検索が行われます。ディスクの検索結果はAzure Blob Storageに保存され、コンテナイメージはAzure Filesに保存されます。結果は分析のためにTrend Vision Oneに転送されます。

検索結果はTrend Vision Oneに送信され、[Cloud Security Posture]、[Cyber Risk Overview]、[Threat and Exposure Management]、および[Attack Surface Discovery]のアセットプロファイル画面で確認できます。検出されたリスクイベントは、データソース/プロセッサとしてエージェントレス脆弱性&脅威の検出を表示します。

EBSボリューム、Lambda関数、またはLambdaレイヤーの脆弱性を修正したり不正プログラムを修正した後、次の日次検索後には検出が表示されなくなります。ECRイメージの脆弱性検出は、修正後7日間[Threat and Exposure Management] → [脆弱性]に表示され続けます。不正プログラム検出は、修正後7日間[Threat and Exposure Management] → [すべてのリスクイベント]に表示され続けます。

次の表は、サポートされている各Azureリソースタイプに適用されるスキャンの制限を示しています。

エージェントレスによる脆弱性と脅威の検出でサポートされているオペレーティングシステムの一覧については、エージェントレスによる脆弱性と脅威の検出対応OSと言語パッケージを参照してください。

次の表は、エージェントレスによる脆弱性と脅威の検出デプロイメントに対応しているAzureリージョンを示しています。