ファイル属性を他の識別子と組み合わせて使用して、機密ファイルを検出します。
ファイル属性は、ファイル固有のプロパティです。データ識別子を定義するときは、ファイルの種類とファイルサイズの2つのファイル属性を使用できます。たとえば、ソフトウェア開発会社が、自社のソフトウェアインストーラの共有をR&D部門に限定し、そのメンバーがソフトウェアの開発とテストを担当しているとします。この場合、
Trend Vision One 管理者は、研究開発部門を除くすべての部門への10~40MBの実行可能ファイルの送信をブロックするポリシーを作成できます。
ファイル属性自体は、機密ファイルの識別子に適しているとは言えません。このトピックの例では、他の部門で共有されているサードパーティ製ソフトウェアがブロックされる可能性があります。そのため、ファイル属性と他の情報漏えい対策データ識別子を組み合わせて、機密ファイルの検出対象を絞り込むことをお勧めします。
サポートされるファイルタイプの全リストについては、次のWebサイトを参照してください。
次の表は、 [ファイル属性] タブで使用できる処理の概要を示しています。
処理
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説明
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カスタムファイル属性リストの追加
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[追加] をクリックし、指示に従ってカスタムファイル属性リストを追加します。
詳細については、カスタムファイル属性リストの追加を参照してください。
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ファイル属性リストの管理
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ファイル属性リストのエクスポート
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[すべてエクスポート] をクリックして、事前定義およびカスタムファイル属性リストをすべてローカルコンピュータのXMLファイルにエクスポートします。
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カスタムファイル属性リストのインポート
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カスタムファイル属性リストを含む適切な形式のXMLファイルがある場合は、 [インポート] をクリックしてカスタムファイル属性リストを Trend Vision One に追加します。このファイルは、 Trend Vision One コンソールからリストをエクスポートすることで生成できます。
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