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Oracle Linuxエンドポイントを準備して、Server & Workload ProtectionがSecure Bootをサポートできるようにします。

Oracle Linux UEK R6のUEK R6U3以前のリリースでは、セキュアブートに若干異なる手順が必要です。Unbreakable Enterprise Kernel (UEK) では、カーネルは組み込みのキーリングにあるキーのみを信頼します。このため、トレンドマイクロの公開鍵でカーネルを再コンパイルする必要があり、カーネル自体が変更されるため、新しいカーネルブートイメージにも署名する必要があります。

手順

  1. Secure Bootで使用するためのカーネルイメージとカーネルモジュールの署名については、Oracle Linuxのドキュメントを参照してください。
  2. [Signing the Kernel Module]の手順に到達したら、pubkey.derをトレンドマイクロの公開鍵の名前に置き換えてください。
    例えば、次のコマンドを使用してDS20_v2.derを追加します。
    sudo /usr/src/kernels/$(uname -r)/scripts/insert-sys-cert -s /boot/System.map$(uname -r) -z /boot/vmlinuz$(uname -r) -c ./DS20_v2.der
  3. 残りの手順を続行して、カーネルブートイメージに署名します。
  4. キーがbuiltin_trusted_keysキーリングに登録されていることを確認してください。
    コマンドsudo keyctl show %:.builtin_trusted_keys | grep 'Trend'を使用してください