情報漏えい対策では、さまざまなメールクライアント経由で送信されるメールを監視します。また、データ識別子について、メールの件名、本文、および添付ファイルをチェックします。サポートしているメールクライアントの一覧については、次のWebサイトを参照してください。
監視は、ユーザがメールを送信しようとしたときに実行されます。メールにデータ識別子が含まれている場合は、情報漏えい対策によってそのメールが許可またはブロックされます。
監視対象外の内部メールドメインおよび監視対象のメールサブドメインを定義できます。
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注意
対象外のメールドメインへのデータ転送と、処理が「監視」に指定された監視対象のメールサブドメインへのデータ転送は、転送が許可される点で似ています。唯一の違いは、情報漏えい対策が対象外のメールドメインについて転送ログを記録しない点です。監視対象のメールサブドメインの場合、転送は常にログに記録されます。 -
注意
監視対象チャネルにメールクライアントを選択した場合、監視するメールはポリシーと一致する必要があります。一方、監視対象のメールサブドメインに送信されるメールは、ポリシーに一致しなくても自動的に監視されます。
ドメインは次の任意の形式を使用して指定します。複数のドメインはカンマで区切って入力してください。
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X400形式。例: /O=Trend/OU=USA、/O=Trend/OU=China
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メールドメイン。例:
example.com
SMTPプロトコルで送信されるメールメッセージの場合、送信先のSMTPサーバが次のリストに存在するかどうかがチェックされます。
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監視対象
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監視対象外
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対象外のメールドメイン
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監視対象のメールサブドメイン
これは、メールが監視対象のリストに含まれているSMTPサーバに送信される場合、そのメールが監視されることを意味します。SMTPサーバが監視対象のリストに含まれていない場合は、他のリストが確認されます。
他のプロトコルで送信されるメールの場合、次のリストのみが確認されます。
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対象外のメールドメイン
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監視対象のメールサブドメイン