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Linux環境では、コマンドラインにアクセスしてツールをインストールする前に、いくつかの前提条件を確認します。

手順

  1. Trend Vision One コンソールからパッケージを取得します。
    重要
    重要
    各パッケージは会社に固有のものです。パッケージのインストール後、エンドポイントは会社の Trend Vision One コンソールへのレポートを開始します。
  2. 次のコマンドを実行して、システムでOpenSSLバージョン1.0.2以降が実行されていることを確認します。
    openssl version
  3. 次のコマンドを実行して、パッケージの内容を抽出します。
    tar -xvf ${package_file}
  4. 証明書の署名と発行者が有効であることを確認します。
    1. 次のコマンドを実行します。
      openssl cms -verify -binary -no_check_time -in checksum.p7 -inform DER -verify -content checksum -purpose any -certsout need_to_check.certs -out /dev/null
      期待される出力は次のとおりです。Verification successful
      注意
      注意
      以降の検証手順では、コマンドによって生成された need_to_check.certs 証明書を使用します。
    2. 次のコマンドを実行して、証明書のサブジェクトが [株式会社トレンドマイクロ] で、発行者が [株式会社デジサート] であることを確認します。
      openssl crl2pkcs7 -nocrl -certfile need_to_check.certs | openssl pkcs7 -print_certs -noout
      出力は次のようになります。
      subject=C = US, O = "DigiCert, Inc.", CN = DigiCert Trusted G4 Code Signing RSA4096 SHA384 2021 CA1
      issuer=C = US, O = DigiCert Inc, OU = www.digicert.com, CN = DigiCert Trusted Root G4
      subject=businessCategory = Private Organization, jurisdictionC = TW, serialNumber = 23310837, C = TW, ST = Taipei City, L = Da\E2\80\99an District, O = "Trend Micro, Inc.", CN = "Trend Micro, Inc."
      issuer=C = US, O = "DigiCert, Inc.", CN = DigiCert Trusted G4 Code Signing RSA4096 SHA384 2021 CA1
    3. 次のコマンドを実行して、チェックサムが有効であることを確認します。
      sha256sum -c checksum
      エラーが返されない場合は、パッケージのインストールを開始できます。
  5. Agentをインストールします。
    • プロキシなしでTrend Vision One Agentをインストールするには、次のコマンドを実行します。
      $ ./tmxbc install
    • エンドポイントに特定のプロキシを使用してTrend Vision One Agentをインストールするには、次のコマンドを実行します。
      $ ./tmxbc install --proxyURL <IPv4 or IPv6 address of proxy server>
      例:
      $ ./tmxbc install --proxyURL http://10.1.1.1:80
      重要
      重要
      このコマンドはHTTPプロキシのみをサポートし、プロキシ認証情報の使用はサポートしません。
    使用可能なCLIコマンドの完全なリストについては、Linux CLIコマンドを参照してください。