Trend Vision One を使用すると、独自のレポートをインポートし、サードパーティのインテリジェンスソースからデータを取得して、カスタムインテリジェンスを構築できます。
[カスタム] タブで利用可能なアクションは次のとおりです。
|
処理
|
説明
|
|
インテリジェンスレポートのフィルタ
|
検索とフィルターを使用してカスタムIntelligence Reportsを見つけてください。
|
|
インテリジェンスレポートの追加
|
[追加]をクリックし、CSVおよびSTIXファイルをインポートするか、Third-Party Intelligenceからデータを取得してカスタムIntelligence Reportsとして選択します。
CSVおよびSTIXファイルをインポートする際に、疑わしいオブジェクト情報を抽出し、リスクレベルを選択し、接続された製品が検出時に適用するアクションを指定し、抽出されたオブジェクトの有効期限オプションを選択できます。
[サンプルCSVをダウンロード]をクリックして例のファイルを表示します。
Trend Vision OneはインポートされたCSVファイルをSTIXインテリジェンスレポートに変換します。インポートされたCSVインテリジェンスレポートファイルには、適切な列ヘッダーが含まれている必要があり、少なくともタイプを含める必要があります。タイプに基づいて、他のフィールドを提供する必要がある場合があります。CSVインテリジェンスレポートファイルの必要なフィールドとサポートされている痕跡タイプを参照してください。
STIXファイルには、インポートを成功させるために1つ以上の痕跡タイプのSTIXオブジェクトを含める必要があります。
|
|
インテリジェンスレポートからの不審オブジェクトの抽出
|
1つ以上のIntelligence Reportsを選択し、[不審オブジェクトの抽出]をクリックします。リスクレベル、アクション、期限設定を完了したら、[送信]をクリックします。
|
|
インテリジェンスレポートの削除
|
1つ以上のインテリジェンスレポートを選択し、 [削除]をクリックします。
|
|
追加の処理を実行する
|
行の末尾にある
|
|
痕跡の数と一致を確認する
|
[スイーピング用の脅威の痕跡]で、インテリジェンスレポートからのスイープに使用できるインジケータの数を確認します。
[一致したスイープ]の下で、痕跡が一致したタスクの数と、スイープタスクの総数を確認してください。例えば、メッセージは、7つのスイープタスクのうち1つのスイープタスクが痕跡と一致していることを意味します。
メッセージ[0 out of 0]は、スイープタスクがトリガーされなかったことを示しています。
Trend Vision Oneはスイープタスク履歴の180日間のデータ保持期間を定義します。保持期間が終了すると、[一致したスイープ]のメッセージは[0 out of 0]にリセットされます。
|
|
スイープタスクの詳細の表示
|
行の横にある
痕跡が一致するタスクをさらに調査するには、以下を実行してください。
|
CSV形式の要件
必須項目
|
フィールド
|
説明
|
フォーマット / データ型
|
例
|
|
種類
|
脅威の痕跡の種類。サポートされている値には、url、domain、ip、sha1、sha256、md5、FileName、ユーザ/account、command_lineが含まれます。
|
文字列
|
URL
|
|
オブジェクト
|
タイプに対応する痕跡値。
|
文字列
|
https://example.com/
|
|
説明
|
痕跡の追加情報を示します。
|
文字列
|
Swimlaneから追加された侵入の痕跡 (IOC)
|
|
有効開始日
|
この痕跡が貴重な情報として考慮されるべき時点。
|
2025-08-19T02:25:24Z
|
サポートされている痕跡タイプ
|
種類
|
説明
|
例のフォーマット
|
|
URL
|
完全なURL
|
https://example.com/path?a=1#frag
|
|
domain
|
ドメイン名
|
example.com
|
|
ip
|
IPv4またはIPv6アドレス
|
192.0.2.10
2001:db8:1234:5678::1
|
|
sha1
|
SHA-1ファイルハッシュ
|
40-hex文字
|
|
sha256
|
SHA-256ファイルハッシュ
|
64-文字の16進数
|
|
md5
|
MD5ファイルハッシュ
|
32文字の16進数文字列
|
|
FileName
|
ファイルの名前
|
malware.exe
|
|
ユーザ/アカウント
|
ユーザ名またはアカウント識別子
|
trendmicro
|
|
コマンドライン
|
コマンドライン文字列
|
add GlobalSign.cer -c -s -r localMachine Root$ |
