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スパムメールポリシーを作成するときにTime-of-Clickプロテクションを有効にすると、Cloud Email Gateway Protectionにより、メールメッセージのURLが書き換えられ、詳細な分析が行われます。URLがクリックされると、トレンドマイクロがこれらのURLを分析し、不正なURLであれば、アクセスをブロックするか、警告ページを表示します (設定によって異なります)。
初期設定のブロックページと警告ページを使用するか、ブロックページと警告ページを目的に合わせてカスタマイズするかを選択できます。

手順

  1. [受信保護設定][スパムメールフィルタ][Time-of-Clickプロテクション] の順に選択します。
  2. [処理] で、次の手順を実行します。
    • 危険: 危険なURLに対して行う処理 ([許可][警告][ブロック] のいずれか) を選択します。初期設定は [ブロック] です。
      危険なURLは、不正、または脅威の既知の発信源であると確認されています。
    • 極めて不審: 極めて不審なURLに対して行う処理 ([許可][警告][ブロック] のいずれか) を選択します。初期設定は [ブロック] です。
      極めて不審なURLは、不正、または脅威の発信源である可能性があります。
    • 不審: 不審なURLに対して行う処理 ([許可][警告][ブロック] のいずれか) を選択します。初期設定は [警告] です。
      不審なURLは、スパムに関連しているか、危険にさらされている可能性があります。
    • 未評価: 未評価のURLに対して行う処理 ([許可][警告][ブロック] のいずれか) を選択します。初期設定は [警告] です。
      トレンドマイクロは、安全のためにURLを積極的に評価していますが、ユーザが新しいWebサイトやあまり利用されないWebサイトにアクセスすると、未評価のページに遭遇する可能性があります。未評価のページへのアクセスをブロックすると、安全性は向上しますが、安全なページへのアクセスもブロックされる場合があります。
  3. [ブロックページと警告ページ] で、初期設定のブロックページと警告ページを使用するか、ブロックページと警告ページをカスタマイズするかを選択します。
    • [初期設定のリダイレクトページを使用する]: メールメッセージ内の不正なURLがクリックされると、初期設定のブロックページまたは警告ページが表示されます。
    • [リダイレクトページをカスタマイズする]: 初期設定のブロックページと警告ページを使用したくない場合に、ブロックページと警告ページをカスタマイズします。
      1. [ブラウザタブのタイトル] にタイトルを入力します。
      2. [コンテンツ] の横で、[危険] タブの文字列の横にある edit-icon_002.png アイコンをクリックし、文字列をカスタマイズします。
        [極めて不審][不審][未評価] の各タブの設定も順にカスタマイズを繰り返します。
        注意
        注意
        文字列をカスタマイズするときは、次のHTMLタグを使用して書式設定できます: <b>, <br>, <i>, <p>, <li>, <ol>, <ul>, <blockquote>
      3. クリックスルーリンクテキストを入力します。
        カスタマイズしたクリックスルーリンクテキストは、前述の各リスクレベルの不正なURLに対する警告ページに適用されます。
        注意
        注意
        クリックスルーリンクは警告ページにのみ表示されます。
  4. [保存] をクリックします。