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偽造される可能性が高い、高プロファイルユーザのメール表示名を指定します。これらのユーザの名前で送信された受信メールメッセージをCloud Email Gateway Protectionで確認し、詐欺メールの確認条件を適用して偽装メッセージを特定することで、スパムメール対策エンジンで検出または疑われたBEC攻撃、もしくはライティングスタイル分析で検出されたBEC攻撃に対処できます。
指定した高プロファイルユーザには、ドメインのすべてのBECポリシーがグローバル設定として適用されます。

手順

  1. [受信保護設定][スパムメールフィルタ][高プロファイルユーザ] の順に選択します。
  2. [ソース] リストから、次のいずれか1つを選択します。
    • ディレクトリユーザの同期: このオプションを選択すると、ディレクトリユーザを同期することができます。
      • [グループの選択] をクリックして、同期するユーザグループを選択します。
        1つまたは複数のディレクトリグループから最大500ユーザを同期できます。500ユーザを超える場合は、Cloud Email Gateway Protectionではすべてのユーザがアルファベット順に昇順で表示され、一番上から500名のユーザまでがBECポリシーの適用範囲とされます。
        注意
        注意
        ディレクトリサーバからユーザ情報を同期するには、ディレクトリ同期ツールが必要です。ツールのインストールとアップデートの詳細については、ディレクトリ同期ツールユーザガイド。ツールとガイドをダウンロードするには、次の手順を実行します。
        1. [管理][その他の設定][ディレクトリ管理] に移動します。
        2. [ディレクトリの同期] タブの [ダウンロード] で、ツールとガイドを見つけます。
        ディレクトリ同期ツールで、同期に [Microsoft ADグローバルカタログ] を選択した場合、givenNameinitialssn属性が複製されていることを確認してください。初期設定では、これらの属性がMicrosoftによってグローバルカタログサーバに複製されることはありません。複製されていない場合、Microsoft管理コンソールでActive Directoryスキーマスナップインを使用して複製を行ってください。
      • [エクスポート] をクリックして、ディレクトリユーザリストをCSVファイルにエクスポートします。
      • [更新] をクリックして、現在のユーザリストを更新します。
    • カスタム: このオプションを選択すると、高プロファイルユーザのカスタムリストを作成できます。
      • [追加] をクリックして、高プロファイルユーザを追加します。ユーザの名前 (姓)、ミドルネーム (オプション)、名前 (名)、およびメールアドレス (オプション) を指定します。
      • [削除] をクリックして、高プロファイルユーザを削除します。
      • [インポート] をクリックして、CSVファイルから複数のユーザをインポートします。
        次のようなインポートオプションがあります。
        • 統合: ユーザを既存のリストに追加します。
        • 上書き: 既存のリストが、ファイル内のユーザに置き換えられます。
      • [エクスポート] をクリックして、カスタマイズしたユーザリストをCSVファイルにエクスポートします。