ビュー:

Trend Vision OneのSAML (2.0) IDプロバイダとしてActive Directoryフェデレーションサービス (AD FS) を設定します。

注意
注意
以下の手順は参照用であり、バージョンによって異なる場合があります。詳細については、AD FSのドキュメントを参照してください。

手順

  1. [スタート][すべてのプログラム][管理ツール] の順に選択し、AD FS管理コンソールを開きます。
  2. 左側のナビゲーションで [AD FS] をクリックし、右側の [操作] 領域にある [証明書利用者信頼の追加] をクリックします。
  3. [証明書利用者信頼の追加ウィザード] 画面の各タブで設定を行います。
    1. [ようこそ] タブで [開始] をクリックします。
    2. [データ ソースの選択] タブで [証明書利用者についてのデータをファイルからインポートする] を選択し、[参照] をクリックして、Trend Vision Oneから取得するメタデータファイルを選択します。次に [次へ] をクリックします。
    3. [表示名の指定] タブで、「Trend Vision One」などTrend Vision Oneの表示名を指定し、[次へ] をクリックします。
    4. [多要素認証を今すぐ設定しますか?] タブで、 [多要素認証] を初期設定のままにして [次へ]をクリックします。
    5. [発行承認規則の選択] タブで [すべてのユーザーに対してこの証明書利用者へのアクセスを許可する] を選択し、[次へ] をクリックします。
    6. [信頼の追加の準備完了] タブで [次へ] をクリックします。
    7. [完了] タブで [ウィザードの終了時にこの証明書利用者信頼の [要求規則の編集] ダイアログを開く] チェックボックスをオンにし、[閉じる] をクリックします。
      [要求規則の編集] 画面が表示されます。
  4. [発行変換規則] タブで [規則の追加] をクリックします。
  5. [変換要求規則の追加ウィザード] 画面の各タブを設定します。
    1. [規則の種類の選択] タブで、[要求規則テンプレート] ドロップダウンリストから [LDAP 属性を要求として送信] を選択し、[次へ] をクリックします。
    2. [要求規則の構成] タブで、[要求規則名] テキストボックスに要求規則名を指定し、[属性ストア] ドロップダウンリストから [Active Directory] を選択します。
    3. 次の [E-Mail-Addresses] 属性を選択し、属性ごとに送信要求の種類を指定し [メールアドレス][User-Principal-Name] を選択し、 [User-Principal-Name] に設定し [名前]
    4. [完了] をクリックします。
  6. [規則の追加] をクリックします。
  7. [変換要求規則の追加ウィザード] 画面の各タブを設定します。
    1. [規則の種類の選択] タブで、[要求規則テンプレート] ドロップダウンリストから [入力方向の要求を変換] を選択し、[次へ] をクリックします。
    2. [要求規則の構成] タブの [要求規則名] に要求規則の名前を入力し、[入力方向の要求の種類][電子メール アドレス][出力方向の要求の種類][名前 ID][出力方向の名前 ID の形式][電子メール] を選択するか入力します。
    3. [すべての要求値をパス スルーする] を選択し、[完了] をクリックします。
  8. [適用] をクリックし、[OK] をクリックします。
  9. シングルサインオンURLを収集し、AD FS用のIDプロバイダメタデータをエクスポートします。
    1. AD FS管理コンソールで、[AD FS][サービス][エンドポイント] の順に選択します。
    2. 右側のペインの [エンドポイント][メタデータ] の下にある [フェデレーション メタデータ] 行で、URLパスをコピーします。
    3. コピーしたURLにAD FSコンピュータのホスト名を追加します。
      例: https://hostname/FederationMetadata/2007-06/FederationMetadata.xml
    4. IDプロバイダのメタデータを取得するには、前の手順で取得した完全なURLにWebブラウザを使用して移動します。
    5. IDプロバイダのメタデータファイルをXMLファイルとして保存します。
      注意
      注意
      このメタデータファイルをTrend Vision Oneにインポートします。