File Security Storage は、Amazon Web Services (AWS) などのクラウドストレージサービス上のファイルに対して不正プログラム対策スキャンを提供します。ストレージにファイルをアップロードする際に自動スキャンを統合し、ウイルス、トロイの木馬、スパイウェアなど、あらゆる種類の不正プログラムを簡単に検出できます。
File Security Storage 検索エンジンは、あらゆるサイズと種類のファイルをスキャンできます。ファイルタイプには .BIN、.EXE、.MP4、.PDF、.TXT、.ZIP
などが含まれます。File Security Storage は、以前に見た不正プログラムの断片や検出アルゴリズムに基づいて、不正プログラムの難読化または多形変種を識別できます。
ユーザまたはプログラムが指定されたクラウドストレージコンテナにファイルをアップロードすると、File Security Storageがスキャンを実行します。スキャンは追加されたファイルのみに対して行われ、ストレージコンテナ内の既存のリソースには行われません。スキャンが完了すると、カスタムプラグインやLambdaがスキャン結果を取得し、さらなる処理のために下流のワークフローと接続します。
次のアーキテクチャ図は、主なFile Security Storage情報の流れを示しています。
File Security Storageは、次のクラウドサービスプロバイダ (CSP) をサポートしています。