プロファイル適用性: レベル1
kubeletが
--config引数で設定ファイルを参照する場合、そのファイルの権限が644以上の制限があることを確認してください。kubeletは、
--config引数で指定された設定ファイルからセキュリティ設定を含むさまざまなパラメータを読み取ります。このファイルが指定されている場合、ファイルの整合性を維持するためにファイルの権限を制限する必要があります。ファイルはシステムの管理者のみが書き込み可能であるべきです。
注意AWS EKSのドキュメントでデフォルト値を確認してください。
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監査
方法1
- 該当するワーカーノードにSSH接続します。
- Kubeletサービスが実行中かどうかを確認するには、次のコマンドを入力してください。
sudo systemctl status kubelet
出力はActive: active (running) since..を返す必要があります。 - 各ノードで次のコマンドを実行して、適切なKubelet設定ファイルを見つけてください。
ps -ef | grep kubelet
上記のコマンドの出力は、--config/etc/kubernetes/kubelet/kubelet-config.jsonのようなものを返すはずです。これはKubeletの設定ファイルの場所です。 - このコマンドを実行してKubelet構成ファイルの権限を取得します:
stat -c %a /etc/kubernetes/kubelet/kubelet-config.json
-
アクセス許可が644以上に制限されていることを確認してください。
方法2
特権ポッドを作成して実行する
- ホストのファイルシステムにアクセスするために十分な権限を持つポッドを実行します。これを行うには、hostPathボリュームを使用してノードのファイルシステムをポッドにマウントするポッドをデプロイします。
ホストのルートをポッド内の/hostにマウントするシンプルなポッド定義の例:
apiVersion: v1 kind: Pod metadata: name: file-check spec: volumes: - name: host-root hostPath: path: / type: Directory containers: - name: nsenter image: busybox command: ["sleep", "3600"] volumeMounts: - name: host-root mountPath: /host securityContext: privileged: true - これをファイル (例: file-check-pod.yaml) に保存し、ポッドを作成します。
kubectl apply -f file-check-pod.yaml
- ポッドが稼働したら、ノード上のファイル権限を確認するためにexecでアクセスしてください。
kubectl exec -it file-check -- sh
- 現在、Pod内のシェルにいますが、/hostディレクトリを通じてノードのファイルシステムにアクセスし、ファイルの権限レベルを確認できます。
ls -l /host/etc/kubernetes/kubelet/kubelet-config.json
- ファイルが指定されていて存在する場合、パーミッションが644またはそれより制限されていることを確認してください。
修復
監査手順で特定された設定ファイルの場所を使用して、次のコマンドを実行してください。
chmod 644 /etc/kubernetes/kubelet/kubelet-config.json
