Cloud Email and Collaboration Protection 保護用語集

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用語	定義
高度な脅威対策	このテクノロジは、Exchange OnlineのメールアカウントとSharePoint Onlineのデータファイルをウイルスや不正プログラムから保護します。また、有害と判断されたメールの添付ファイルも削除します。最後に、Webレピュテーションに基づいて、メール (およびオプションでメールの添付ファイル) またはSharePointファイルで検出された不審なURLをブロックします。このテクノロジは、高度な脅威対策エンジンを介して配信されます。このエンジンは、情報漏えい対策エンジンとともに、 Cloud Email and Collaboration Protection 検索コンポーネントを構成します。
ApplicationImpersonation役割	この管理ロールは、アプリケーションがユーザに代わって、そのユーザに代わってタスクを実行することを可能にします。Cloud Email and Collaboration Protectionでは、各メールボックスに対するメッセージの検索にApplicationImpersonationが使用されます。ApplicationImpersonationは、Microsoft Exchange OnlineのRBAC (Role Based Access Control) というアクセス許可モデルの組み込みのロールの1つです。
認証アカウント	認証アカウントは管理者に関連付けられているメールアドレスです。このアカウントを使用して、保護するクラウドアプリケーションまたはサービスにアクセスする権限がCloud Email and Collaboration Protectionに付与されます。 Cloud Email and Collaboration Protectionは、次のためにアクセストークンを使用します。指定されたユーザアカウントにアクセスし、ユーザによるファイルのアップロード、作成、または変更を監視します。指定されたメールボックスアカウントにアクセスし、受信メールメッセージを保護および監視します。
ビジネスメール詐欺	FBIはビジネスメール詐欺 (BEC) を、「国外のサプライヤと取り引きしている企業や定期的に電子送金による支払いを行っている企業を標的とした巧妙なメール詐欺」と定義しています。かつては「Man-in-the-Email Scam (メールの中間者詐欺)」としても知られており、正式なビジネスメールアカウントを侵害して、不正な資金振替を行います。詳細については、FBI Public Service Announcement
情報漏えい対策	このテクノロジは、HIPAAやGLBAなどの指定されたコンプライアンステンプレートに基づいて、Exchange OnlineのメールアカウントとSharePoint Onlineのデータファイルを保護します。このテクノロジは、情報漏えい対策エンジンを介して提供されます。このエンジンは、高度な脅威対策とともに、 Cloud Email and Collaboration Protection 検索コンポーネントを構成します。
デリゲートアカウント	デリゲートアカウントは、実在の人物に関連付けられているアカウントではありません。Cloud Email and Collaboration ProtectionとOffice 365のサービスを統合するために必要なテナントアカウントです。Exchange Onlineでは、デリゲートアカウントを使用して保護専用のメールボックスアカウントにアクセスし、受信メールメッセージを待機します。SharePoint OnlineおよびOneDriveでは、デリゲートアカウントを使用してサイトコレクションやユーザプロファイルにアクセスし、ユーザによるファイルのアップロード、作成、同期、または変更内容を監視します。
Exchange管理センター	Microsoft 365管理センターで [管理者] → [Exchange] の順に選択してアクセスするWebベースの管理コンソールです。Microsoft 365管理センターでは管理できないメールに関する項目を管理します。これには、受信者、権限、コンプライアンス、組織、保護、メールフロー、モバイルデバイス、パブリックフォルダ、および統合メッセージングの管理が含まれます。
ファセット	ファセットとは、検索結果をフィルタリングするためのカテゴリを表すインデックスフィールドです。Cloud Email and Collaboration Protectionに検索要求を送信する際、ファセット情報を要求して検索を特定のデータセットに絞り込むことができます。
Mailbox Search役割	この管理ロールは、管理者が組織内のメールボックスの内容を検索することを可能にします。Mailbox Searchは、Microsoft Exchange OnlineのRBAC (Role Based Access Control) というアクセス許可モデルの組み込みのロールの1つです。
役割グループの新規作成	管理の役割グループを作成すると、管理の役割をユーザグループに簡単に割り当てられるようになります。役割グループ内のすべてのメンバーには一連の同じ役割が割り当てられます。役割グループには、Exchange Onlineで主要な管理タスクを定義する管理者または専門家の役割が割り当てられています。役割グループを使用することで、管理者または専門家ユーザのグループに広範な権限を簡単に割り当てることができます。
Microsoft 365管理センター	ナビゲーションバーの左上隅から起動します。管理センターでは、システムセットアップ、レポート、メールサービス、ユーザおよびグループ、ドメイン、製品の申し込みとライセンス、ポリシー、サービスのサポート要求、およびアカウントサービスの追加要求など、Office 365のさまざまな管理タスクを実行できます。
役割グループの新規作成	管理の役割グループを作成すると、管理の役割をユーザグループに簡単に割り当てられるようになります。役割グループ内のすべてのメンバーには一連の同じ役割が割り当てられます。役割グループには、Exchange Onlineで主要な管理タスクを定義する管理者または専門家の役割が割り当てられています。役割グループを使用することで、管理者または専門家ユーザのグループに広範な権限を簡単に割り当てることができます。
Role Management役割	この役割は、管理者が組織内で管理役割グループの管理、役割割り当てポリシーと管理役割の管理、および役割の追加、割り当て、範囲設定を行うことを可能にします。この役割をデリゲートアカウントに割り当てる必要はありません。
不審オブジェクト	不審オブジェクトとは、送信されたサンプルで検出された、不正であることがわかっているか、その可能性があるIPアドレス、ドメイン、URL、SHA-1値、SHA-256値、または送信者アドレスです。トレンドマイクロのThreat Connectでは、トレンドマイクロ製品の利用環境で検出された不審オブジェクトの解析結果や、Trend Micro Smart Protection Networkなどに蓄積された情報から、脅威への対処に関する実行可能な情報と推奨事項を提供します。
仮想アナライザ	仮想アナライザは、不審ファイルを分析するために設計されたクラウドベースの仮想環境です。サンドボックスイメージにより、ネットワークを危険にさらすことなく、ネットワーク上のエンドポイントをシミュレートする環境でファイルの動作を監視できます。