Exchange Onlineのブロックリストは、脅威対策APIを介して組織でブロックする送信者、URL、SHA-1ハッシュ値、およびSHA-256ハッシュ値を指定できます。リスト内の項目に一致するメールメッセージはCloud Email and Collaboration Protectionによって自動的に隔離されます。
ブロックリストを設定すると、Exchange Onlineポリシーの [高度な脅威対策] 画面に [Exchange Onlineのブロックリストが有効化されています] というメッセージが表示されます。ブロックリストは、有効なExchange Onlineポリシーのすべての対象に適用され、ポリシーの設定よりも優先されます。
手順
- 脅威対策APIを使用するための認証トークンを生成します。トークンの管理方法の詳細については、Generating an Authentication Tokenを参照してください。
- 脅威対策APIを介してブロックする送信者、URL、SHA-1ハッシュ値、およびSHA-256ハッシュ値を追加、削除、または表示します。このAPIの使用方法の詳細については、Supported Cloud Email and Collaboration Protection Automation APIsを参照してください。
- ブロックリストを表示します。
- Cloud Email and Collaboration Protectionで、 の順に移動し、[Exchange Online] をクリックして [ブロックリスト] セクションを探します。
- 必要に応じてブロックリストを有効または無効にします。
- 各ブロックリストに指定されている項目を表示します。
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ブロックする送信者: メールメッセージの送信元のメールアドレス
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ブロックするURL: メールメッセージに含まれるURL
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ブロックするSHA-1値: メール添付ファイルのSHA-1ハッシュ値
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ブロックするSHA-256値: メール添付ファイルのSHA-256ハッシュ値
注意
このリリースでは、ブロックリストは管理コンソールでの表示のみ可能です。ブロックする項目を追加または削除するには、脅威対策APIを使用します。 -
- (オプション) [エクスポート] をクリックして、ブロックリストをCSVファイルにエクスポートします。
- [OK] をクリックします。