手順
- [ドメイン] をクリックします。
- [ドメイン] 画面で、[追加] をクリックします。[ドメインを追加] 画面が表示されます。
- [全般] で、次を指定します。
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ドメイン名: 追加するサーバで管理されるメールアドレスのアットマーク記号 (@) の右側にある文字をすべて入力します。
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初期設定のドメインレベルのポリシーの作成をスキップする: 初期設定では、このチェックボックスがオンになっています。初期設定のドメインレベルのポリシールールの作成をスキップすることをお勧めします。事前に設定されている初期設定の組織レベルのポリシールールには、初期設定のドメインレベルのポリシールールと同じルール検索条件が含まれており、自動的に新規ドメインに適用されます。組織レベルのポリシー機能がリリースされる前にアカウントをプロビジョニングしていた場合、初期設定の組織レベルのポリシールールは一切使用できません。手動で組織レベルのポリシールールを作成して、組織レベルで保護することをお勧めします。
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- [受信サーバ] で、次を設定します。
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受信者: 受信者にはワイルドカード (*) を指定したり、厳密なメールアドレスを指定したりできます。メールアドレスのローカルの部分を指定してください。
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IPアドレスまたはFQDN: FQDN (完全修飾ドメイン名) とは、ホスト名やドメイン名などを省略せずにすべて指定したドメイン名のことで、単一のIPアドレスに解決されます。
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ポート: ポートとは、受信サーバの待ち受けポート番号のことで、1~65535の範囲で設定できます。これらのポート番号は、サーバの設定によって異なります。
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プリファレンス値: プリファレンス値 (「優先度」とも呼ばれます) は、1~100の値でメールサーバの優先順位を表します。プリファレンス値が小さいほど、優先度は高くなります。メールサーバが複数ある場合は、プリファレンス値の小さなサーバにメールが優先的に配信されます。プリファレンス値をすべて同じにすると、各サーバに均等に配信されます。
注意
受信サーバと送信サーバはそれぞれ最大で100個まで指定できます。設定内容を変更するには、追加ボタン と削除ボタン を使用します。プリファレンス値に基づきメッセージがどのように受信サーバへルーティングされるのかを、以下の例で説明します。メッセージルーティングの例
受信者IPアドレスまたはFQDNプリファレンス値*@test.com1.2.3.410recipient1@test.com1.2.3.511recipient2@test.com1.2.3.69メッセージがrecipient1@test.comに送信されると、Cloud Email Gateway Protectionが低いプリファレンス値 (10) でメッセージをサーバ (IPアドレス: 1.2.3.4) にルーティングします。その後、最初のサーバが利用できない場合は、サーバ (IPアドレス: 1.2.3.5) にルーティングします。メッセージがrecipient2@test.comに送信されると、Cloud Email Gateway Protectionが低いプリファレンス値 (9) でメッセージをサーバ (IPアドレス: 1.2.3.6) にルーティングします。その後、最初のサーバが利用できない場合は、サーバ (IPアドレス: 1.2.3.4) にルーティングします。 -
テストメッセージの送信先: (オプション) Cloud Email Gateway Protectionからのメール配信を確認するためのメールアドレスです。
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- [送信サーバ] で、次を設定します。
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[送信保護を有効にする] を選択します。
警告
送信サーバを指定せずに送信保護を有効にした場合、送信トラフィックは配信されません。 -
次のオプションを使用して、送信サーバを設定します。
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Office 365: 送信メッセージをOffice 365ソリューションからリレーします。
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Google Workspace: 送信メッセージをGoogle Workspaceソリューションからリレーします。
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ユーザ指定のメールサーバ: 管理対象ドメインに指定したメールサーバから送信メッセージをリレーします。
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- [ドメインを追加] をクリックします。ドメインが有効であり、ドメインのMXレコードがあれば、[ドメイン] 画面にそのドメインが表示されます。ドメインを追加したら、トレンドマイクロからレコード上の管理メールアドレス宛てに登録完了メッセージが送信されます。