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キーワードには次のようなものがあります。
  • リテラル文字の集まり
  • パターン: 該当するテキストの範囲を記述した記号 (正規表現) を使用して定義される
  • リテラル文字と記号化されたパターンの組み合わせ
たとえば、キーワードとしては1つの単語やフレーズ、または文字列の一部を指定できます。また、ワイルドカードとしてのアスタリスク (1文字以上の任意のテキストを表す) など、より一般的なテキストのグループを定義するパターンも指定できます。
「正規表現」は「regex」とも呼ばれ、あるパターンのテキストの一致に使用される、記号や構文要素の組み合わせです。記号は、文字のパターンを表したり、表現の評価方法を定義したりします。正規表現を使用すると、大量のテキストの中から複雑な文字のパターンを高度な方法で検索できます。たとえば、テキストブロック中に出現する任意のメールアドレス、すべてのメールアドレスを検索するとします。このような場合、あらゆる有効な名前の文字列、続けて順に@記号、あらゆる有効なドメイン名の文字列、ピリオド、あらゆる有効なドメイン接尾辞の文字列、を含むあらゆるパターンのテキストに一致する正規表現を指定できます。
Cloud Email Gateway Protectionでは、POSIXの正規表現構文のサブセットを使用します。
ヒント
ヒント
キーワードに「\ | ( ) { } [ ] .^ $ * + ?」の文字を含める場合、その文字の直前に「\」を使用してエスケープする必要があります。エスケープしないとリテラル文字ではなく正規表現と見なされます。
このヘルプシステムには、正規表現の代表的な要素の概要が記載されていますが、正規表現の完全な説明についてはカバーされていません。ただし、Webや書籍で正規表現に関する多くの参考資料が提供されています。