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Trend Threat IntelligenceフィードのためにTAXIIを設定した後、TAXII2コネクタを使用してTrend Threat IntelligenceフィードのコンテンツをOpenCTIに統合できます。このプロセスでは、Trend Threat IntelligenceフィードAPIを使用してTAXII 2.1プロトコルをサポートし、OpenCTIに接続します。

手順

  1. TAXII2コネクタリポジトリをクローンします。
  2. docker-compose.ymlで環境変数を設定します。
    環境変数
    説明
    OPENCTI_URL
    コネクタがデータを送信するターゲットOpenCTIインスタンスのURL
    OPENCTI_TOKEN
    OpenCTIとのコネクタ認証用APIトークン
    CONNECTOR_ID
    このコネクタインスタンスを識別するためにランダムなUUIDを生成します
    ランダムUUID
    TAXII2_DISCOVERY_URL
    TAXII 2.1 脅威インテリジェンスフィードAPIのURL
    地域TAXIIフィードURL表を参照してください。
    TAXII2_INITIAL_HISTORY
    コネクタを初めて起動する際の初期履歴データ取得ウィンドウ (時間単位)
    デフォルト: 24
    TAXII2_USE_APIKEY
    ユーザー名とパスワードの使用からキー/値ペアを認証方法として使用するように切り替える
    true
    TAXII2_APIKEY_KEY
    APIキー - HTTPヘッダーの名前
    認証
    TAXII2_APIKEY_VALUE
    ヘッダー値として設定されたシークレット値
    あなたのTrend Vision OneAPIトークン
  3. インポート中にマーキング定義オブジェクトをフィルタリングするには、以下の環境変数を使用してください。
    • 特定のオブジェクトを除外するには、TAXII2_IGNORE_OBJECT_TYPEStrueに設定します。
    • TAXII2_OBJECT_TYPES_TO_IGNOREに無視するSTIXオブジェクトタイプのカンマ区切りリストを指定してください。
    OpenCTIはTraffic Light Protocol (TLP)を使用しているため、TLPは期待通りに表示されます。
  4. TAXII2コネクタを通じて取得したデータをOpenCTIに取り込むために、次のコマンドを実行してください。
    $ docker-compose up
  5. OpenCTIウェブポータルの[データ][Ingestion][コネクタ][TAXII2]でインポートステータスをモニタします。
  6. TAXII2_INITIAL_HISTORYで定義された期間のデータを再インポートするには、OpenCTIポータルで[リセット]をクリックしてください。
次の例は、STIXインポートのサンプル結果を示しています。
{
    "id": "indicator--6d67c97d-34b4-4aac-89d9-84232fb38946",
    "type": "indicator",
    "spec_version": "2.1",
    "created_by_ref": "identity--74f7eb0f-1ca3-491a-b4cf-f4d54c83c87d",
    "created": "2024-06-28T03:09:12.806Z",
    "modified": "2024-11-11T07:59:53.564Z",
    "name": "File SHA1: f17d9b3cd2ba1dea125d2e1a4aeafc6d4d8f12dc",
    "lang": "en",
    "pattern": "[file:hashes.'SHA-1' = 'f17d9b3cd2ba1dea125d2e1a4aeafc6d4d8f12dc']",
    "pattern_type": "stix",
    "pattern_version": "2.1",
    "valid_from": "2024-11-11T07:59:53.017Z",
    "valid_until": "2025-11-11T07:59:53.017Z",
    "object_marking_refs": [
        "marking-definition--ce6a3a69-be72-4e80-bfc1-4c6b44f23651",  // Copyright
        "marking-definition--05972cd1-d8ed-42f3-b104-7770c3787929",  // Disclaimer
        "marking-definition--f88d31f6-486f-44da-b317-01333bde0b82"   // TLP:AMBER
    ]
}