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プロファイル適用性: レベル 1 - マスターノード
トークンを検証する前にサービスアカウントを検証します。
--service-account-lookup が有効になっていない場合、apiserver は認証トークンが有効であることのみを確認し、リクエストで言及されているサービスアカウントトークンが実際に etcd に存在するかどうかを検証しません。これにより、対応するサービスアカウントが削除された後でもサービスアカウントトークンを使用することができます。これは、チェック時点から使用時点までのセキュリティ問題の一例です。
注意
注意
デフォルトでは、--service-account-lookup 引数は true に設定されています。

監査

コントロールプレーンノードで次のコマンドを実行してください:
ps -ef | grep kube-apiserver
--service-account-lookup 引数が存在する場合、それが true に設定されていることを確認してください。

修復

コントロールプレーンノードの API サーバーポッド仕様ファイル /etc/kubernetes/manifests/kube-apiserver.yaml を編集し、以下のパラメータを設定します。
--service-account-lookup=true
あるいは、このファイルから--service-account-lookupパラメータを削除して、デフォルトが有効になるようにすることもできます。