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オプション
長所
短所
PACファイル
  • PACファイルはすべての主要なブラウザでサポートされる
  • Active Directoryを使用してファイルを簡単に配信できる
  • ネットワークの内外にかかわらずユーザが保護される
  • 管理者権限を持つユーザは、標準外のブラウザをインストールすることで設定変更ができる
  • ユーザは、プロキシ設定を手動で [プロキシなし] に設定することで設定変更ができる
プロキシチェーン
自社プロキシサーバを使用してトラフィックを転送する場合は、プロキシサーバをTMWSaaSのアップストリームトラフィックに配置します。
  • セットアップが簡単
  • 複数のルールによって完全な冗長性が提供される
  • ほとんどのWebプロキシがプロキシチェーンをサポートする
  • ユーザはこの設定を変更できない
ネットワーク外のユーザが保護されない
ポート転送
  • セットアップが簡単
  • すべての主要なファイアウォールがポート転送をサポートする
  • ユーザはこの設定を変更できない
  • HTTPトラフィックとHTTPSトラフィックがサポートされる
  • プライマリゲートウェイが使用できない場合、手動での変更が必要
  • ネットワーク外のユーザが保護されない
  • 透過認証はサポートされない
推奨事項
  • プロキシ自動設定 (PAC) ファイルは、すでにプロキシサーバが設定されている組織や、ネットワーク外での作業が多いクライアントをサポートする場合に適したオプションです。
    PACファイルをクライアントブラウザに手動で配信するか、Active Directory GPOを作成またはTMWSaaS適用エージェントを使用することによってPACファイルを使用するよう指定します。
  • プロキシチェーンは、プロキシサーバがすでにある場合に最適です。
  • PACファイルとプロキシチェーンは同時に使用できます。
  • ポート転送は追加の設定が必要なため、必要なときにのみを使用してください。

PACファイルの管理と配信

PACファイルを使用してデスクトップがTMWSaaSへトラフィックを転送できるようにするには、次のタスクを実行します。
1.png
PACファイルの管理
使用するPACファイルを設定します。製品に付属の初期設定のファイルを使用することも、カスタムのPACファイルを追加することもできます。
[管理][サービス配信][PACファイル] に移動します。
2.png
PACファイルの配信
PACファイルをトラフィック転送に使用するには、いくつかの方法があります。
  • PACファイルの場所を参照するように、サポートされているデスクトップブラウザを手動で設定します。
    ブラウザの設定」を参照してください。
  • Active Directory GPO (グループポリシーオブジェクト) を使用して、トラフィックの転送にPACファイルを使用するよう指定します。
    GPOの作成」を参照してください。
  • TMWSaaS適用エージェントをクライアントマシンにインストールすることで、PACファイルの適用およびサポートされるブラウザへのTMWSaaS証明書の配信を行うことができます。
    適用エージェントの設定とダウンロード」を参照してください。