TMWSaaSでは、オンプレミスゲートウェイ用の環境として VMware ESXi 7.0および8.0をサポートしています。
注意TMWSaaSオンプレミスゲートウェイは、他の仮想マシン内で実行されるネストされたVMware ESXi仮想マシンにはインストールできません。
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ゲートウェイのインストールを開始する前に、お使いのデバイスが次に示すシステムの最小要件を満たしていることを確認してください。
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CPU: 12コア、2スレッド
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RAM: 16 GB
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ディスクサイズ: 150 GB (インストール時に使用)
次に示す手順では、ESXiサーバの仮想マシン (VM) にTMWSaaSオンプレミスゲートウェイをインストールする方法を示します。
手順
- 管理コンソールにログオンし、 に移動して、[オンプレミスゲートウェイの追加] をクリックします。
- 表示される [オンプレミスゲートウェイの追加] 画面で、[インストールパッケージのダウンロード] をクリックしてインストールパッケージをデバイスにダウンロードし、インストール用VMの作成に使用するESXiサーバにアップロードします。
- 次の手順を実行してVMを作成します。
- vCenterまたはESXiコンソールにログオンします。
- ESXiサーバ、またはESXiサーバ上のリソースプールを選択して右クリックします。
- [New Virtual Machine] を選択します。[New Virtual Machine] 画面が表示されます。
- [Select a creation type] タブで、[Create a new virtual machine] を選択し、[NEXT] をクリックします。
- [Select a name and folder] タブで、VMに一意な名前を指定し、VMの場所を選択して、[NEXT] をクリックします。
- [Select a computer resource] タブで、目的のコンピュータリソースを選択し、[NEXT] をクリックします。
- [Select storage] タブで、設定ファイルとディスクファイル用のストレージを選択し、[NEXT] をクリックします。
- [Select compatibility] タブで、現在のバージョン以降を選択し、[NEXT] をクリックします。
- [Select a guest OS] タブで、[Guest OS Family] ドロップダウンリストから [Linux] を選択し、[Guest OS Version] ドロップダウンリストから [Rocky Linux (64-bit)] を選択して、[NEXT] をクリックします。[Rocky Linux (64-bit)] が使用できない場合は、[Other 4.x or later Linux (64-bit)] を選択します。
- [Customize hardware] タブで、次の項目を設定し、[NEXT] をクリックします。
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[New hard disk] に [150 GB] 以上を指定します。
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[New CD/DVD Drive] を [Datastore ISO File] に設定します。
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[Connect At Power On] を選択します。
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[BROWSE...] をクリックし、[CD/DVD Media] でアップロードしたISOファイルを選択します。
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必要に応じて他のオプションを設定します。
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- [Ready to complete] タブで設定を確認し、[FINISH] をクリックします。
- VMの作成が完了するまで待ち、作成されたVMを右クリックします。
- の順に選択します。
- VMのコンソールを開きます。TMWSaaSオンプレミスゲートウェイのインストールウィザードが表示されます。
- [TMWSaaSオンプレミスゲートウェイインストールメニュー] 画面で [TMWSaaSオンプレミスゲートウェイのインストール] を選択します。
- インストールに使用するディスク情報を確認して、[続行] をクリックします。
- 表示される[ハードウェアプロファイル] 画面で、オンプレミスゲートウェイのハードウェア設定を確認して、[続行] をクリックします。
- 表示される [ディスクの再パーティショニング] の警告画面で、[続行] をクリックします。
- インストールが完了するまで数分待ちます。システムが自動的に再起動されます。
- ルートユーザとしてコマンドコンソールから仮想マシンにログインし、<Enter> キーを押してパスワードを設定します。アルファベットの大文字と小文字、数字、および特殊文字を含む8文字以上のパスワードを入力してください。
注意
このパスワードは、オンプレミスゲートウェイのWebコンソールにログオンするのにも使用します。 - 初回ログイン後に次のコマンドを実行します。
clish
CLIコマンドの詳細については、「オンプレミスゲートウェイのCLIコマンド」を参照してください 。 - 次のコマンドを実行して特権モードに入ります。
enable
- 次のコマンドを実行して基本的なネットワーク設定を行います。
configure network basic
- 次の各フィールドの値を指定して、<Enter> キーを押します。
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ホスト名: VMのホスト名
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データインタフェース: オンプレミスゲートウェイでデータを送信するのに使用されるNIC初期設定値はeth0です。オンプレミスゲートウェイWebコンソールのデータインタフェースは、インストールが完了した後に変更できます。
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メソッド: 静的または動的IPアドレス割り当てのどちらを使用するかを決定します。続いて、選択したメソッドに基づいて次の項目を設定します。
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静的: IPv4アドレス、IPv4サブネットマスク、IPv4ゲートウェイ、優先DNS、および代替DNS (オプション)
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dhcp: 優先DNSおよび代替DNS (オプション)
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- Yまたはyを入力し、設定を確定して仮想マシンを再起動します。オンプレミスゲートウェイのインストールが完了しました。
次に進む前に
仮想マシンにログインし、次の情報を使用して、コマンドコンソールからルートユーザパスワードやその他の設定を変更できます。
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ユーザ名: root
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パスワード: 最初にログインしたときに設定したパスワード。
次の情報を使用して、オンプレミスゲートウェイWebコンソールにログオンできます。
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ログオンURL: https://<オンプレミスゲートウェイのIPアドレスまたはFQDN>
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ユーザ名: admin
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パスワード: ルートユーザのパスワードと同じ