このセクションでは、TMWSaaSにAzure ADの情報を追加し、TMWSaaSをAzure ADサービスに接続して、ユーザ認証と同期を実現する方法について説明します。
手順
- TMWSaaS管理コンソールにログオンし、 に移動します。
- 画面の上部領域で [ここ] をクリックします。
- 表示される [認証方式] 画面で、[Azure AD] をクリックします。
- 組織のADユーザのデータがTMWSaaSと同期されていない場合にTMWSaaSを介したWebサイトへのアクセスを許可するかどうかに応じて、[オン] または [オフ] をクリックします。
注意
Azure ADから同期されないユーザは、既知のTMWSaaSゲートウェイまたは組織の専用ポートを介してのみ認証されます。 - [IDプロバイダ設定] で以下のように設定します。サービスURLAzure AD管理ポータルの [ログイン URL]ログオン名属性Azure AD管理ポータルの [user.onpremisessamaccountname] 要求値に対応するユーザ要求名TMWSaaSでは、このフィールド用にsAMAccountNameという値が事前定義されています。この値を使用するか、または別の値を指定できます。事前定義された値を使用することをお勧めします。別の値を使用する場合は、このフィールドとAzure ADで値を同じにしてください。公開鍵証明書Azure AD管理ポータルからダウンロードした [証明書 (Base64)]
- [同期の設定] で以下のように設定します。テナントAzure AD管理ポータルの [ディレクトリ (テナント) ID] または [カスタム ドメイン名]アプリケーションIDAzure AD管理ポータルの [アプリケーション (クライアント) ID]クライアントシークレットの値Azure AD管理ポータルの [クライアント シークレット] 画面の [値]同期スケジュールAzure ADと手動で同期するか、スケジュールに従って同期するかを選択します。[手動] を選択した場合は、TMWSaaSに最新の情報が反映されるように、Active Directoryのユーザ情報が変更されるたびに、[ディレクトリサービス] 画面に戻って手動で同期を実行するようにしてください。
注意
スケジュールを選択した場合、自動同期を開始する時刻は、前回の同期の終了時刻によって異なります。たとえば、日単位のスケジュールの場合、次の同期は前回の同期が完了してから約24時間後に実行されます。 - [接続のテスト] をクリックして、Azure ADサービスを正常に接続できるかどうかを確認します。
- [保存] をクリックします。
次に進む前に
Azure ADとTMWSaaSの間でユーザ認証が正しく行われるようにするために、Azure ADで別の認証サーバを使用するよう設定している場合は、認証サーバが存在するホストを、ブラウザのプロキシ除外リストまたは使用中のPACファイルのskiphostリストに追加してください。