TMWSaaSでは、TMWSaaSクラウドのアクセスログと監査ログを組織のsyslogサーバに転送するために、syslogサーバを設定し、syslog転送ツールをインストールすることができます。
注意TMWSaaSから監査ログを取得するには、syslog転送ツールのバージョン3.4.1.5500以降がインストールされていることを確認してください。
TCPを使用してsyslogメッセージを取得するには、syslog転送ツールのバージョン3.7.3.5605以降がインストールされていることを確認してください。
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TMWSaaSでは、イベントを受信するとデータベースに格納するとともに、外部のsyslogサーバにsyslogメッセージを転送します。このメッセージは、サードパーティ製アプリケーションとの連携が可能な構造化された形式で転送されます。
次の図は、組織のsyslog転送トポロジを示しています。

手順
- [オン] または [オフ] をクリックして、syslog転送を有効化または無効化します。
- 次の項目を指定します。
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サーバアドレス: syslogサーバのIPアドレスまたはFQDN。
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ポート: syslogサーバのポート番号。
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プロトコル: syslogサーバへのログの転送に使用するプロトコル。

注意
オプションは [UDP] と [TCP] です。 -
形式: syslogサーバに送信するイベントログの形式。

注意
このバージョンでは、CEFのみがサポートされます。 -
CEFキー: syslogメッセージに含めるCEFキー。Common Event Format (CEF) 形式とCEFキーの詳細については、TMWSaaSのログ出力とCEF syslog形式のコンテンツの対応を参照してください。ヘッダのキーは設定を変更できず、初期設定ではすべてのsyslogメッセージに含まれます。それ以外のキーについては、大文字と小文字の区別も含め、「CEFキー」または「変数」欄に記載された名前と完全に一致する必要があります。
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- [保存] をクリックします。
- 必要に応じて、[オンプレミスに適用] をクリックします。組織でオンプレミスゲートウェイが設定されている場合、ゲートウェイでsyslog転送が有効になっているかどうかにかかわらず、ここでの設定がすべてのゲートウェイに適用されて既存の設定は上書きされます。特定のオンプレミスゲートウェイの設定を変更するには、[ゲートウェイ] に移動して目的のゲートウェイをクリックし、[syslog転送] 画面で設定します。

注意
CEFキーmadAddressはオンプレミスゲートウェイでサポートされていないため、適用されません。 - syslog転送ツールをインストールして登録します。
- [インストールパッケージのダウンロード] をクリックしてsyslog転送ツールのインストールパッケージをデバイスにダウンロードします。
- インストールパッケージを開き、syslog転送ツールをインストールします。詳細については、syslog転送ツールをインストールするを参照してください。
- 必要に応じて、[新しいトークンの生成] をクリックします。

重要
初期設定の登録トークンが用意されています。新しいトークンを生成した場合は、syslog転送ツールで必ず更新してください。
