サードパーティ製ソリューションから診断情報を収集して、トレンドマイクロのテクニカルサポートに提供できるようになります。テクニカルサポートでは、診断データをトラブルシューティングのために使用します。
サポート担当者からオンプレミス型Kaseya VSA (MSIパッケージ) に関する診断データの提供を求められたら、次の手順を実行してください。
手順
- [管理] に移動し、[診断ツールのダウンロード] をクリックします。[診断ツールのダウンロード] 画面が表示されます。
- [オンプレミス型Kaseya VSA (MSIパッケージ)] の横にある [ダウンロード] をクリックします。圧縮ファイル「
Kaseya_Diagnostic_Tool.zip
」がコンピュータにダウンロードされます。 - 「
Kaseya_Diagnostic_Tool.zip
」を解凍します。次のファイルを含む「Kaseya_Diagnostic_Tool
」という名前のフォルダが作成されます。-
dumpServerLog.bat
-
dumpLocalDB.bat
-
dumpRemoteDB.bat
-
- Kaseya VSAのログデータをオンプレミスサーバからエクスポートするには、次の手順を実行します。
- 「
Kaseya_Diagnostic_Tool
」フォルダがKaseya VSAのオンプレミスサーバに保存されていることを確認します。 - 「dumpServerLog.bat」をコマンドプロンプトで管理者として実行します。
Kaseya VSAサーバのログデータが次の場所にコピーされます。…¥Kaseya_Diagnostic_Tool¥dumpData¥%ComputerName%¥Server
- 「
- Kaseya VSAのデータベースサーバに直接アクセスしてテーブルをエクスポートするには、次の手順を実行します。
- Microsoft SQL Server Expressを使用し、ポート1433でローカルとリモートのTCP/IP接続を許可するようにデータベースサーバを設定します。
- 「
Kaseya_Diagnostic_Tool
」フォルダがデータベースサーバに保存されていることを確認します。 - 「
dumpLocalDB.bat
」をコマンドプロンプトで管理者として実行します。
Kaseya VSAのデータベーステーブルが次の場所にコピーされます。…¥Kaseya_Diagnostic_Tool¥dumpData¥local
- Kaseya VSAのデータベースサーバにリモートからアクセスしてテーブルをエクスポートするには、次の手順を実行します。
- Microsoft SQL Server Expressを使用し、ポート1433でローカルとリモートのTCP/IP接続を許可するようにデータベースサーバを設定します。
- データベースサーバへのリモートアクセスに使用するコンピュータに、Microsoft Command Line Utilities 11 for SQL Serverがインストールされていることを確認します。
- 「
Kaseya_Diagnostic_Tool
」フォルダが、データベースサーバへのリモートアクセスに使用するコンピュータに保存されていることを確認します。 - 「
dumpRemoteDB.bat
」をコマンドプロンプトで管理者として実行します。 - データベースサーバのIPアドレス、ログイン名、およびパスワードを入力します。
Kaseya VSAのデータベーステーブルが次の場所にコピーされます。…¥Kaseya_Diagnostic_Tool¥dumpData¥remote
- 「
dumpData
」フォルダを圧縮します。 - 圧縮した「
dumpData
」フォルダをトレンドマイクロのテクニカルサポートにメールで送信します。