[YARA rule] では、すべての実行中のプロセスを列挙して、YARAルールの指定されたセットに基づいてメモリを検索します。YARAルールでは、512MB未満のメモリを消費するプロセスを検索します。
YARAルールの詳細については、http://plusvic.github.io/yara/を参照してください。

YARAファイルには、テキストまたはバイナリパターンで不正プログラムを記述するルールが含まれています。Trend Micro Endpoint Sensorでは、YARAルールを使用して、エージェントで実行中のプロセスを監視および調査します。YARAを使用することで、プロセスの全体的なメモリ容量を確認できます。
アップロードするすべてのYARAファイルで次の形式が使用されていることを確認します。
rule ExampleRule { strings: $my_test_string1 = "Behavior Inject DLL" wide $my_test_string2 = "Behavior Inject DLL" condition: $my_test_string1 or $my_test_string2 }
<Trend Micro Endpoint Sensorサーバのインストールパス>\CmdTool\YARA\フォルダにある「YARAツール」を使用して、無効なYARAルールをトラブルシューティングします。
詳細については、無効なYARAルールのトラブルシューティングを参照してください。
注:
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YARAファイルの最大サイズは1024KBです。
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Trend Micro Endpoint Sensorでは、合計10件のYARAファイルを保存できます。この制限に到達すると、新しいファイルのアップロード時に古いYARAファイルは削除されます。
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一度アップロードされると、YARAファイルはすべての今後の調査で利用可能になります。調査を始める前に、YARAファイルが選択されていることを確認してください。