エイリアスとは、任意のメールアドレスに紐づいた別名のメールアドレスのことで、仮想メールアドレスまたは転送メールアドレスとも呼ばれます。エイリアスは、通常メールサーバで設定します。
ソースの種類としてディレクトリから同期したエイリアスを使用することを選択した場合、管理者はディレクトリ同期ツールを使用してエイリアスを同期できます。ユーザはプライマリエイリアスを指定することも、管理者が事前定義したプライマリエイリアスを変更することもできます。ログオン設定に応じて、次のいずれかの方法でログオンできます。
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ローカルアカウントでのログオン: エンドユーザコンソールで登録したアカウントを使用してログオンします。管理者が同期を完了すると、すべてのエイリアスが [管理対象アカウント] リストに表示されます。現在のログオンアカウントをプライマリエイリアスとして設定するには、次の手順に従ってください。
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プライマリエイリアスアカウントが登録され、アクティベートされていることを確認します。
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右上隅にあるアカウント名をクリックして、[プライマリエイリアスとして設定] をクリックします。
プライマリエイリアスを切り替える場合は、目的のアカウントでエンドユーザコンソールにアクセスし、前述の手順を実行します。 -
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シングルサインオン: 既存のIDプロバイダの認証情報を使用してログオンします。管理者が同期を完了すると、すべてのエイリアスが [管理対象アカウント] リストに表示されます。このリストには、シングルサインオンの要求の種類で管理者により設定されたメールアドレスも表示されます。いずれかのエイリアスをプライマリエイリアスとして設定するように選択できます。
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右上隅にあるアカウント名をクリックして、[プライマリエイリアスの設定] をクリックします。
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表示されるダイアログボックスで、プライマリとして設定するエイリアスをクリックし、[保存] をクリックします。
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エンドユーザコンソールでプライマリエイリアスを設定している場合、隔離通知メールメッセージは1つのメッセージにまとめられ、プライマリエイリアスのみに送信されます。プライマリエイリアスを設定していない場合、隔離通知メールメッセージは現在のエンドユーザアカウントに関連付けられた各メールアドレスに配信されます。
注意プライマリエイリアスを設定すると、設定を無効にすることはできませんが、必要に応じて別のメールアドレスに変更することはできます。
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