メールサーバが停止した場合のメールの不達を防止するため、Trend Micro Email Securityには不達メール継続管理の機能が実装されています。ネットワーク接続の問題でサーバが利用できなくなると、Trend Micro Email Securityは、サーバがオンラインに戻るまで自動的に受信トラフィックをバックアップサーバに転送します。
継続管理メールボックスは、メールサーバの停止に伴い、自動的に利用可能になります。エンドユーザは、メールサーバの停止中でも、管理者に問い合わせることなく継続してメールにアクセスすることができます。継続管理メールボックスでは、次のタスクを実行できます。
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メッセージの作成と送信
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受信トレイのメッセージの表示
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メッセージの返信、転送、ダウンロード
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送信メッセージの確認
継続管理メールボックスを使用するときは、次の点に注意してください。
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メッセージの作成や詳細情報の表示では、プレーンテキストのみがサポートされます。解析中に画像やリンクなどの情報を失わないように、メッセージはローカルシステムにダウンロードすることをお勧めします。
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継続管理メールボックスで [新規メール作成] および [送信済みアイテム] がグレーアウト表示されている場合は、管理者に連絡して、不達メール継続管理設定でメールの送信を有効にするように依頼してください。