ユーザーモードソリューション

ユーザーモードは、ドライバ要件なしでイベント生成とアクティビティ監視および不正プログラム対策の基本機能を提供します。このソリューションは、カーネルモードで実行するために必要なドライバサポートがないシステムに対してある程度の保護を提供し、任意の時点で利用可能な最良の保護を自動的に有効にするオプションを提供します。

基本機能の詳細については、アクティビティモニタリングエンジンには基本機能のみがありますおよび不正プログラム対策エンジンには基本機能のみがありますを参照してください

[Kernel Mode]はイベントを生成し、完全なアクティビティモニタリングと不正プログラム対策機能を提供しますが、必要なドライバーサポートがあるシステムでのみ有効にできます。

[User Mode]はイベントを生成し、不正プログラム対策およびアクティビティモニタリングの基本機能をドライバ要件なしで有効にします。このモードは、システムがカーネルモードで動作するために必要なドライバをサポートしている場合でも、ドライバを使用せずにシステム上で実行するように有効にできます。

[自動]は、任意の時点で利用可能な最良の保護を提供するために、カーネルモードとユーザモードを切り替えます。カーネルモードが優先されますが、カーネルモードの動作を妨げるドライバサポートのギャップがある場合、Deep Security Agentは自動的にユーザモードに切り替わります。後にシステムがカーネルモードで動作するために必要なドライバを取得した場合 (システム更新などから)、エージェントは自動的にカーネルモードを使用するように切り替え、アクティビティモニタリングと不正プログラム対策からシステムを完全に保護します。

Trend Cloud One - Endpoint & Workload Securityからドライバーモードを次のように設定できます。