Workload Security は、保護されたコンピュータへの最大TCP接続数を許可するように設定されています。接続数が最大数を超えた場合は、ネットワークトラフィックが中断し、最大TCP接続数ファイアウォールイベントが発生します。接続が中断しないようにするには、最大TCP接続イベントが発生したコンピュータの最大許容TCP接続数を増やします。
侵入防御モジュールにより、TCP接続の許容数を適用するネットワークエンジンが有効になります。

手順

  1. Workload Security コンソールで、[ポリシー]をクリックします。
  2. 対象のコンピュータに影響を与えるポリシーを設定する方法を決定します。ポリシー、継承、およびオーバーライドを参照してください。
  3. 設定するポリシーを開くには、ポリシーをダブルクリックします。
  4. 左側画面で、[設定] をクリックして、[詳細] タブをクリックします。
  5. [ネットワークエンジンの詳細設定] エリアで、[継承] が選択されている場合、チェックボックスをクリアして変更を有効にします。
  6. [Maximum TCP Connections] プロパティの値を1000000に増やします。
    2021年2月9日以降、新しいテナントの初期設定値は1000000です。この日付より前に作成されたテナントの場合は、値を手動で更新する必要があります。
  7. [保存]をクリックします。