手順
- Apex Oneサーバコンピュータで脆弱性検索を実行するには、<サーバインストールフォルダ>
¥PCCSRV¥Admin¥Utility¥TMVS
に移動し、TMVS.exe
をダブルクリックします。トレンドマイクロ脆弱性検索ツールのコンソールが表示されます。別のエンドポイントで脆弱性検索を実行するには、以下の手順に従います。- Apex Oneサーバコンピュータで、
<サーバインストールフォルダ>¥PCCSRV¥Admin¥Utility
に移動します。 TMVS
フォルダを別のエンドポイントにコピーします。- 別のエンドポイントで、
TMVS
フォルダを開いて、TMVS.exe
をダブルクリックします。トレンドマイクロ脆弱性検索ツールのコンソールが表示されます。
注意
Terminal Serverから脆弱性検索ツールを起動することはできません。 - Apex Oneサーバコンピュータで、
- [予約検索] セクションに移動します。
- [追加/編集] をクリックします。[予約検索] 画面が表示されます。
- 予約脆弱性検索の名前を入力します。
- チェックするエンドポイントのIPアドレス範囲を入力します。
- IPv4アドレス範囲を入力します。
注意
IPv4シングルスタックホストコンピュータまたはデュアルスタックホストコンピュータで脆弱性検索ツールを実行する場合、IPv4アドレス範囲のみをクエリできます。脆弱性検索ツールでは、クラスBのIPアドレス範囲 (例:168.212.1.1
~168.212.254.254
) のみがサポートされます。 - IPv6アドレス範囲については、IPv6のプレフィックスおよび長さを入力します。
注意
IPv6シングルスタックホストコンピュータまたはデュアルスタックホストコンピュータで脆弱性検索ツールを実行する場合、IPv6アドレス範囲のみをクエリできます。
- IPv4アドレス範囲を入力します。
- 24時間形式を使用して予約検索の開始時刻を指定した後、検索の実行頻度を選択します。日次、週次、月次から選択します。
- 使用する脆弱性検索設定のセットを選択します。
- 手動脆弱性検索の設定を行っている場合、その設定を使用するには、[現在の設定を使用] を選択します。手動脆弱性検索の設定の詳細については、手動脆弱性検索の実行を参照してください。
- 手動脆弱性検索の設定を指定していない場合、または別の設定を使用する場合は、[設定を変更] を選択して、[設定] をクリックします。[設定] 画面が表示されます。
- 次の設定を行います。ping設定脆弱性検索では、前の手順で指定したIPアドレスに対して「ping」を実施し、それらが現在使用中であるかどうかをチェックできます。対象のホストコンピュータでIPアドレスが使用されている場合、脆弱性検索ツールはホストコンピュータのOSを特定することができます。詳細については、Ping設定を参照してください。コンピュータの説明を取得する方法「ping」コマンドに応答するホストコンピュータの場合、脆弱性検索ツールではホストコンピュータに関する追加情報を取得できます。詳細については、エンドポイントの説明を取得する方法を参照してください。製品名クエリ脆弱性検索ツールでは、対象のホストコンピュータにセキュリティソフトウェアがインストールされているかどうかをチェックできます。詳細については、製品クエリを参照してください。Apex Oneサーバ設定脆弱性検索ツールによって、保護されていないホストコンピュータにセキュリティエージェントが自動的にインストールされるようにするには、これらの設定を指定します。これらの設定は、セキュリティエージェントがホストコンピュータへのログオンに使用する管理アカウント情報を特定します。詳細については、Apex Oneサーバの設定を参照してください。
注意
条件によっては、対象のホストコンピュータにセキュリティエージェントがインストールされない場合があります。詳細については、脆弱性検索ツールを使用してセキュリティエージェントをインストールする際のガイドラインを参照してください。通知脆弱性検索ツールでは、脆弱性検索結果をApex One管理者に送信できます。保護されていないホストコンピュータに通知を表示することもできます。詳細については、通知を参照してください。結果の保存脆弱性検索では、脆弱性検索結果を管理者に送信するほか、結果を.csv
ファイルに保存することもできます。詳細については、脆弱性検索結果を参照してください。
- 手動脆弱性検索の設定を行っている場合、その設定を使用するには、[現在の設定を使用] を選択します。
- [OK] をクリックします。[予約検索] 画面が閉じます。作成した予約脆弱性検索が [予約検索] セクションに表示されます。通知を有効にした場合、脆弱性検索ツールから予約脆弱性検索の結果が送信されます。
- 予約脆弱性検索をただちに実行するには、[すぐに実行] をクリックします。脆弱性検索結果が、[予約検索] タブの [結果] 表に表示されます。
- 検索結果をカンマ区切り形式 (.csv) のファイルに保存するには、[エクスポート] をクリックして、ファイルを保存するフォルダの場所を指定し、ファイル名を入力して [保存] をクリックします。