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セキュリティエージェントは、次の表に示すサービスを実行します。Microsoft管理コンソールから、これらのサービスの状態を確認できます。

表 1. 初期設定のプロセス

プロセス名

説明

位置

TmListen.exe

Apex Oneサーバからコマンドと通知を受信して、セキュリティエージェントからサーバへの通信を制御します。

<エージェントのインストールフォルダ>\tmlisten.exe

NTRtScan.exe

セキュリティエージェントでリアルタイム検索、予約検索、および手動検索を実行します。

<エージェントのインストールフォルダ>\ntrtscan.exe

TmPfw.exe

パケットレベルファイアウォールおよびネットワークウイルス検索機能を提供します。

<エージェントのインストールフォルダ>\TmPfw.exe

TMBMSRV.exe

外部ストレージデバイスへのアクセスを規制し、レジストリキーおよびプロセスへの不正な変更を回避します。

注:

このオプションを有効にすると、エンドポイントへの他社製品のインストールがセキュリティエージェントによって阻止されることがあります。この問題が発生した場合は、このオプションを一時的に無効にして他社製品をインストールし、その後再びこのオプションを有効化してください。

<%Program Files (x86) フォルダ%>\Trend Micro\BM\TMBMSRV.exe

TmCCSF.exe

ブラウザ脆弱性対策およびメモリ検索を実行します。

<エージェントのインストールフォルダ>\CCSF\TmCCSF.exe

TmWSCSvc.exe

Apex OneセキュリティエージェントのセキュリティステータスをSecurity Centerに報告します。

<エージェントのインストールフォルダ>\TmWSCSvc.exe

表 2. 拡張機能のプロセス

プロセス名

説明

位置

DSAgent.exe

機密データの転送を監視し、デバイスへのアクセスを管理します。

<%Windowsディレクトリ%>\system32\dgagent\DSAGENT.exe

ATASAgent.exe

高度なManaged Detection and Responseタスクと通信

<%Program Files (x86) フォルダ%>\Trend Micro\iService\iATAS\ATASAgent.exe

TMiACAgentSvc.exe

Trend Micro Application Control Service (Agent)

<%Program Files (x86) フォルダ%>\Trend Micro\iService\iAC\ac_bin\TMiACAgentSvc.exe

ESEServiceShell.exe

Trend Micro Endpoint Sensor Engine Wrapper

<%Program Files (x86) フォルダ%>\Trend Micro\iService\iES\ESE\ESEServiceShell.exe

ESClient.exe

Trend Micro Endpoint Sensor Service (Agent)

C:\Program Files (x86)\Trend Micro\iService\iES\ESE\ESClient.exe

iVPAgent.exe

Trend Micro Vulnerability Protection Service (Agent)

<%Program Files (x86) フォルダ%>\Trend Micro\iService\iVP\iVPAgent.exe

次の各サービスは強力な保護機能を提供しますが、これらのサービスの監視メカニズムがシステムリソースの負荷となる場合があります。特に、システム負荷の高いアプリケーションを実行するサーバでは、システムリソースに重い負荷がかかることがあります。

  • Trend Micro Unauthorized Change Prevention Service (TMBMSRV.exe)

  • Apex One NT Firewall (TmPfw.exe)

  • Apex One Data Protection Service (dsagent.exe)

そのため、Windows Serverプラットフォームではこれらのサービスが初期設定で無効になっています。これらのサービスを有効にする場合は、次の点を考慮してください。

  • システムのパフォーマンスを継続的に監視し、パフォーマンスの低下を認識した時点で必要な措置を取るようにします。

  • TMBMSRV.exe」については、システム負荷の高いアプリケーションを挙動監視ポリシーから除外した上でこのサービスを有効にしてください。システム負荷の高いアプリケーションは、パフォーマンス調整ツールを使って特定できます。

    詳細については、Trend Microパフォーマンス調整ツールの使用を参照してください。

デスクトッププラットフォームに対しては、パフォーマンスの大幅な低下が見られた場合にのみ、このサービスを無効にします。