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アップデートの設定を行い、「今すぐアップデート」の実行や予約アップデートの有効化など、特定の権限をエージェントユーザに付与します。

  1. [エージェント] > [エージェント管理] に移動します。
  2. エージェントツリーで、ルートドメインアイコン () をクリックしてすべてのエージェントを含めるか、特定のドメインまたはエージェントを選択します。
  3. [設定] > [権限とその他の設定] の順にクリックします。
  4. [その他の設定] タブをクリックし、[アップデート設定] セクションで次のオプションを設定します。
    オプション 説明

    セキュリティエージェントがトレンドマイクロのアップデートサーバからアップデートをダウンロード

    アップデートの開始時、セキュリティエージェントはまず [アップデート] > [エージェント] > [アップデート元] 画面で指定されたアップデート元からアップデートを取得します。

    このアップデートが失敗すると、エージェントは次にApex Oneサーバからのアップデートを試行します。このオプションを選択すると、エージェントはApex Oneサーバからのアップデートが失敗した場合に、トレンドマイクロのアップデートサーバからアップデートを試行できます。

    注:

    IPv6シングルスタックエージェントは、トレンドマイクロのアップデートサーバから直接アップデートすることはできません。エージェントがトレンドマイクロのアップデートサーバに接続するには、DeleGateなど、IPアドレスを変換できるデュアルスタックプロキシサーバが必要です。

    Apex Oneエージェントでの予約アップデートの有効化

    このオプションを選択すると、すべてのセキュリティエージェントで、初期設定で予約アップデートが有効になるように設定されます。[予約アップデートの有効化/無効化] 権限を持つユーザはこの設定を上書きすることもできます。

    アップデートスケジュールの設定方法については、セキュリティエージェントの自動アップデートの設定を参照してください。

    セキュリティエージェントがアップデートするコンポーネント

    アップデート対象のコンポーネントを設定します。

    次のオプションから選択します。

    • すべてのコンポーネント (HotFixとエージェントプログラムを含む): セキュリティエージェントはすべてのコンポーネントをアップデートします。

    • パターンファイル、エンジン、ドライバ: セキュリティエージェントセキュリティエージェントプログラムのバージョンアップまたはHotFixの配信を行いません。

    • パターンファイル: セキュリティエージェントセキュリティエージェントプログラムのバージョンアップ、HotFixの配信、またはエンジンとドライバのアップデートを行いません。

    注:

    [すべてのコンポーネント (HotFixとエージェントプログラムを含む)] を選択すると、すべてのエージェントがサーバに同時に接続してバージョンアップまたはHotFixのインストールを実行するため、サーバのパフォーマンスが大幅に低下することがあります。

  5. [権限] タブをクリックし、[コンポーネントのアップデート] セクションで次のオプションを設定します。
    オプション 説明

    「今すぐアップデート」の実行

    この権限を持つユーザは、タスクトレイの [セキュリティエージェント] アイコンを右クリックして [今すぐアップデート] を選択することで、必要なときにコンポーネントをアップデートできます。

    注:

    セキュリティエージェントユーザは「今すぐアップデート」の実行時にプロキシ設定を使用できます。

    詳細については、プロキシ設定権限の付与を参照してください。

    予約アップデートの有効化/無効化

    このオプションを選択すると、セキュリティエージェントユーザが、セキュリティエージェントの右クリックメニューを使用して予約アップデートを有効化および無効化できるようになります。ユーザによるこの設定は、[予約アップデートの有効化] 設定を上書きします。

    注:

    セキュリティエージェントのメニューにこのメニュー項目が表示されるようにするには、管理者が [その他の設定] タブで [セキュリティエージェントでの予約アップデートの有効化] を選択する必要があります。

  6. エージェントツリーでドメインまたはエージェントを選択した場合は、[保存] をクリックします。ルートドメインアイコンをクリックした場合は、次のオプションのいずれかを選択します。
    • すべてのエージェントに適用: すべての既存のエージェント、および既存または今後追加されるドメインに加えられる新しいエージェントに、設定を適用します。今後追加されるドメインとは、設定を指定した時点でまだ作成されていないドメインのことです。

    • 今後追加されるドメインにのみ適用: 今後追加されるドメインに加えられるエージェントにのみ設定を適用します。このオプションでは、既存のドメインに加えられる新しいエージェントには設定を適用しません。