ビュー:

サーバは、最新コンポーネントのダウンロード後に、コンポーネントをアップデートするようにオンラインのエージェントに通知することができます。また、オフラインのエージェントには、再起動してサーバに接続したときに通知することができます。必要に応じて、アップデート後にセキュリティエージェントエンドポイントでScanNow (手動検索) を開始できます。

表 1. イベント起動配信のオプション

オプション

説明

Apex Oneサーバが新しいコンポーネントをダウンロード後、ただちにエージェントのコンポーネントのアップデートを開始する

サーバが、アップデートの完了後、ただちにエージェントにアップデートするように通知します。頻繁にアップデートされているエージェントは、差分パターンファイルをダウンロードするだけですみ、これによりアップデートにかかる時間も短縮されます (差分パターンファイルの詳細は、Apex Oneサーバコンポーネントの複製を参照してください)。ただし、頻繁にアップデートを実行すると、サーバのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。特に多数のエージェントを同時にアップデートする場合には注意が必要です。

スタンドアロンモードのエージェントが存在し、それらのエージェントも同様にアップデートする場合には、[スタンドアロンモードおよびオフラインモードのエージェントを含む] を選択してください。

スタンドアロンモードの詳細については、セキュリティエージェントのスタンドアロンモード権限を参照してください。

再起動時、またはApex Oneサーバへの接続時にコンポーネントアップデートの開始を許可する (スタンドアロンモードのエージェントを除く)

アップデートを取得していないエージェントは、サーバとの接続を確立したときに、ただちにコンポーネントをダウンロードします。エージェントがオフラインの場合や、エージェントがインストールされたエンドポイントが起動されていない場合に、エージェントがアップデートを取得しないことがあります。

アップデート後、ScanNowを実行する (スタンドアロンモードのエージェントを除く)

サーバは、イベント起動配信後にエージェントに検索を実行するように通知します。特定のアップデートが、ネットワーク内にすでに拡散しているセキュリティリスクに対応するものである場合には、このオプションを有効にすることを検討してください。

注:

Apex Oneサーバは、コンポーネントのダウンロード後にエージェントにアップデート通知を正常に送信できない場合には、15分後に通知を自動的に再送信します。サーバは、エージェントが応答するまで最大5回までアップデート通知を送信し続けます。5回目の試行に失敗した場合、サーバは通知の送信を停止します。エージェントが再起動してサーバに接続したときにコンポーネントをアップデートするオプションを選択した場合には、引き続きコンポーネントのアップデートが実行されます。