Active Directoryの機能を利用すれば、複数のセキュリティエージェントエンドポイントにMSIパッケージを同時に配信することができます。
MSIファイルの作成手順については、エージェントパッケージャを使用したインストールを参照してください。
- 次の手順を実行します。
Windows Server 2008 R2の場合:
グループポリシー管理コンソールを開きます。[スタート] > [コントロール パネル] > [管理ツール] > [グループ ポリシーの管理] の順にクリックします。
コンソールツリーで、編集するGPOが含まれているフォレストおよびドメイン内の [グループ ポリシー オブジェクト] を展開します。
編集するGPOを右クリックして、[編集] をクリックします。これにより、グループポリシーオブジェクトエディタが開きます。
Windows Server 2012以降の場合:
グループポリシー管理コンソールを開きます。[サーバ管理] > [ツール] > [グループ ポリシーの管理] の順にクリックします。
コンソールツリーで、編集するGPOが含まれているフォレストおよびドメイン内の [グループ ポリシー オブジェクト] を展開します。
編集するGPOを右クリックして、[編集] をクリックします。これにより、グループポリシーオブジェクトエディタが開きます。
- [コンピュータの構成] または [ユーザの構成] のいずれかを選択して、その下にある [ソフトウェアの設定] を開きます。 ヒント:
エンドポイントにログオンするユーザの種類に関係なくMSIパッケージをインストールするために、[ユーザの構成] ではなく [コンピュータの構成] を使用することをお勧めします。
- [ソフトウェアの設定] で、[ソフトウェア インストール] を右クリックして、[新規作成] および [パッケージ] を選択します。
- MSIパッケージを探して選択します。
- 配信方法を選択して、[OK] をクリックします。
割り当て: MSIパッケージは、ユーザが次回エンドポイントにログオンするとき ([ユーザの構成] を選択した場合)、またはエンドポイントが再起動するとき ([コンピュータの構成] を選択した場合) に、自動的に配信されます。この方法では、ユーザの操作は必要ありません。
公開: MSIパッケージを実行するには、[コントロール パネル] に進み、[プログラムの追加と削除] 画面を開き、ネットワーク上のプログラムを追加/インストールするオプションを選択するようにユーザに通知します。セキュリティエージェントのMSIパッケージが表示されたら、ユーザはセキュリティエージェントのインストールを続行できます。