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いまや無数のウイルス/不正プログラムが存在し、毎日作成されています。今日、ウイルス/不正プログラムは企業のネットワークやメールシステム、Webサイトの脆弱性などに対し、非常に大きなダメージを与えています。

Apex One (Mac) は、次の種類のウイルス/不正プログラムからエンドポイントを保護します。

ウイルス/不正プログラムの種類

説明

ジョークプログラム

ジョークプログラムはウイルスのようなプログラムで、エンドポイントの画面上にいたずらな表現を表示したりします。

トロイの木馬プログラム

トロイの木馬は実行形式のプログラムで、複製を作ることはありませんが、エンドポイントに常駐して不正な動作をします。たとえば、ポートを開いてハッカーを侵入させたりします。このプログラムは、エンドポイントへアクセスするためにトロイポートを使用することがよくあります。エンドポイントからウイルスを取り除くはずのアプリケーションが、実際にはエンドポイントにウイルスを導き入れるアプリケーションであったというのがトロイの木馬の例です。

ウイルス

ウイルスは、複製するプログラムです。ウイルスは、複製のために自分自身を他のプログラムファイルに添付し、ホストプログラムの実行時に常に実行されるようにします。

  • システム領域感染型ウイルス: パーティションやディスクの起動セクタに感染するウイルスです。

  • Java不正コード: Javaで記述されているか、またはJavaに埋め込まれている、OSに依存しないウイルスコードです。

  • マクロウイルス: アプリケーションマクロとしてコード化され、多くの場合ドキュメントに含まれているウイルスです。

  • VBスクリプト、Javaスクリプト、HTMLウイルス: Webページに内在し、ブラウザを通じてダウンロードされるウイルスです。

  • ワーム: コンピュータワームは自己完結型のプログラム (複数の場合あり) で、自体の一部または全部をコピーすることで機能を他のエンドポイントシステムに拡散します。多くの場合メールが利用されます。

テストウイルス

テストウイルスは不活性のファイルで、ウイルス検索ソフトにより検出されます。EICARテストスクリプトのようにウイルス対策ソフトが適切に検索するかどうかテストするのに使います。

パッカー

パッカーは、圧縮され、暗号化されたWindows実行可能プログラムまたはLinux™実行可能プログラムで、トロイの木馬などがあります。実行ファイルの圧縮は、ウイルス対策製品による検出を難しくします。

潜在的なウイルス/不正プログラム

ウイルス/不正プログラムの何らかの性質を示す不審なファイルは、このウイルス/不正プログラムの種類に分類されます。潜在的なウイルス/不正プログラムの詳細については、トレンドマイクロのオンラインウイルスデータベースの次のページを参照してください。

https://www.trendmicro.com/vinfo/jp/threat-encyclopedia/

その他

「その他」に該当するのは、いずれのウイルス/不正プログラムの種類にも分類されないウイルス/不正プログラムです。