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Apex One (Mac) には、次の機能や利点があります。

表 1. 主な機能

機能

利点

スマートスキャン

Apex One (Mac)は、スマートスキャンを使用して検索プロセスの効率を高めます。このテクノロジでは、これまでローカルエンドポイントに格納されていた大量のシグネチャが、Smart Protectionソースにオフロードされます。これにより、増加し続けるシグネチャのアップデートがエンドポイントとネットワークに与える負荷が軽減されます。

ダメージクリーンナップサービス

ダメージクリーンナップサービスは、完全に自動化されたプロセスを介して、ファイルベースのコンピュータウイルス、ネットワークウイルス、およびウイルスやワームの残骸 (トロイの木馬、ウイルスファイル) を駆除します。トロイの木馬がもたらす脅威や迷惑行為に対処するために、ダメージクリーンナップサービスでは次の処理が実行されます。

  • 活動中のトロイの木馬を検出および削除

  • トロイの木馬が作成したプロセスを中止

  • トロイの木馬が変更したシステムファイルを修復

  • トロイの木馬により作成されたファイルとアプリケーションを削除

ダメージクリーンナップサービスはバックグラウンドで自動的に実行されるため、設定は必要ありません。ユーザがその実行を認識することもありません。ただし、Apex One (Mac) は、エンドポイントを再起動してトロイの木馬の削除プロセスを完了するようにユーザに通知することがあります。

セキュリティリスクからの保護

Apex One (Mac) は、ファイルを検索し、検出されたセキュリティリスクに応じた処理を実行することでセキュリティリスクからコンピュータを保護します。短期間に大量のセキュリティリスクが検出された場合は大規模感染の兆候があります。Apex One (Mac)からの大規模感染の通知により、管理者は感染したエンドポイントを修復したり、安全が確保されるまでそれらを隔離したりするなど、迅速な対応が可能となります。

Webレピュテーション

Webレピュテーションテクノロジは、不正なWebサイトや危険と考えられるWebサイトをネットワークレベルでブロックし、企業ネットワークの内外にあるエンドポイントを保護します。Webレピュテーションにより感染経路は遮断され、不正コードのダウンロードが阻止されます。

Apex OneをSmart Protection ServerまたはTrend Micro Smart Protection Networkと統合することにより、Webサイトとページの信頼性を検証します。

エージェントセルフプロテクション

  • 機能拡張されたファイル変更監視によって、 セキュリティエージェントプログラムファイルの有効性と可用性を確保します。

  • セキュリティエージェントのプロセスがブロックされないようにします。

  • 管理者権限のないユーザがエンドポイント上のセキュリティエージェントログディレクトリにアクセスしないようにします。