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次の表は、セキュリティエージェントで使用する検索方法を切り替える前の注意事項を示しています。

表 1. スマートスキャンへ切り替える際の注意事項

注意事項

詳細

製品ライセンス

必要なすべてのライセンスが新しい検索方法に対してアクティベート済みであることを確認します。

Apex Oneサーバ

エージェントがApex Oneサーバに接続可能であることを確認します。検索方法が切り替わったことが通知されるのは、オンラインエージェントのみです。オフラインエージェントは、オンラインになったときに通知されます。スタンドアロンモードのエージェントは、オンラインになったときに通知されるか、またはエージェントに予約アップデートの権限がある場合には、予約アップデートの実行時に通知されます。

また、Apex Oneサーバに最新のコンポーネントがインストールされていることも確認し、セキュリティエージェントがそのサーバから正しいパターンファイルをダウンロードできるようにしてください。

切り替えるセキュリティエージェントの数

一度に切り替えるセキュリティエージェントの数を比較的少数にすることで、Apex OneサーバおよびSmart Protection Serverのリソースを効率的に使用することができます。これらのサーバは、セキュリティエージェントが検索方法を変更しても、他の重要なタスクを実行できます。

タイミング

検索方法を切り替える場合、セキュリティエージェントでは、新しい検索方法に必要なフルパターンファイルをダウンロードする必要があります。

ネットワーク帯域幅への影響とユーザの日常業務の中断を避けるために、就業時間帯を避けて切り替えることを検討してください。検索方法を切り替える際、セキュリティエージェントで [今すぐアップデート] が使用できないように設定をしておくことをお勧めします。

IPv6のサポート

重要:

Apex Oneサーバにレポートするセキュリティエージェントでのみ使用できます。

スマートスキャンエージェントは、検索クエリをTrend Micro Smart Protectionソースに送信します。

IPv6シングルスタックのスマートスキャンエージェントからは、次のようなIPv4シングルスタックソースに直接クエリを送信することはできません。

  • Smart Protection Server 2.0 (統合またはスタンドアロン)

    注:

    Smart Protection Serverでは、バージョン2.5以降、IPv6がサポートされるようになりました。

  • Trend Micro Smart Protection Network

同様に、IPv4シングルスタックのスマートスキャンエージェントからは、IPv6シングルスタックのSmart Protection Serverにクエリを送信することはできません。

スマートスキャンエージェントがこれらのソースに接続するには、DeleGateなど、IPアドレスを変換できるデュアルスタックプロキシサーバが必要です。

Trend Micro Smart Protectionサービス

重要:

Apex Oneサーバにレポートするセキュリティエージェントでのみ使用できます。

従来型スキャンからスマートスキャンにセキュリティエージェントを切り替える場合には、Trend Micro Smart Protectionサービスが設定されていることを確認してください。